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PS4「ドラゴンクエストヒーローズ」遊王戦に超遊王・堀井雄二氏登場!

ギガンテス戦が初公開

9月18日~21日 開催(一般公開日 20日~21日)

会場:幕張メッセ1~9ホール

入場料:
前売り 1,000円
当日 1,200円
小学生以下無料

スクウェア・エニックスの青海亮太プロデューサー(右)とコーエーテクモゲームスの小笠原賢一プロデューサー(左)
小笠原プロデューサーが実機デモを行なった

 東京ゲームショウ 2014のプレイステーションブースではゲームのプレイ映像を流しながらゲームのおもしろさを伝えるステージイベント「遊王戦」を開催している。一般公開日の初日となる9月20日のラストのステージではスクウェア・エニックスとコーエーテクモゲームスがガッチリタッグを組んで開発を進めているアクションRPG「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」を披露した。

 実は「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」はすでにビジネスデーで披露されているのだが、注目作であることもあって一般公開日にも実機プレイデモが行なわれることになった。ステージにはスクウェア・エニックスの青海亮太プロデューサーとコーエーテクモゲームスの小笠原賢一プロデューサーが登壇。小笠原氏がコントローラーを握りゲームプレイを披露した。

 敵はシリーズ1作目にも登場する「ドラゴン」。かなり巨大でその動きもど派手だ。青海プロデューサーも動きに注目して欲しいということでゲームがスタート。一時ホイミスライムに体力を回復してもらったりしながら最後は全員でドラゴンにトドメを刺した。しかしここからが凄いところで、周りから魔物の軍団がこれでもかとウジャウジャ登場。青海プロデューサーによればこのシーンで「どれくらいモンスターを描画できるかPS4の限界に挑戦した」とのこと。また、歴代の戦闘曲が入っており、アクションシーンのノリはかなりいい感じだった。この数え切れない敵を前にしても小笠原氏は臆すること無くテンションを上げていき、最後にはギガスラッシュで敵を一掃。気持ちよく終了した。

巨大なドラゴン。ときどき炎を吹き出す攻撃が恐いドラゴンだが、しっぽの一振りも強力だ
テンションが上がり、ギガスラッシュを決め敵を文字通り一掃した

 ところがここでスクリーンには「超遊王 堀井雄二」の文字が躍り、会場からは大きな拍手が巻き起こった。PS4の舞台奥から登場した堀井雄二氏は「ドラゴンクエスト メタルスライム エディション」を小脇に抱え登場。「SCEJA Press Conference 2014」で持ち帰ったとされる「メタルスライム エディション」を「返しに来ました」と笑顔で切り出した堀井雄二氏。ここでゲームをプレイするのかと見せかけ、「ぼくよりもベテランプレーヤーに大きな敵を倒してもらいたい」と会場に話しかけた。

 動いている映像は世界初公開となるモンスターとは、あの1つ目の巨人・ギガンテス! そのあまりの巨大さにネットの書き込みからも「でかい!」と驚きの声が。3階建ての建物に匹敵する大きさで、もちろん棍棒を一降りするだけでプレーヤーキャラが盛大にふっとばされた。青海プロデューサーは「今回は空間を使ったバトル表現にも挑戦している」ということで周りの建物の屋根からジャンプしてギガンテスの頭上から回転斬りで連続攻撃を繰り出したり、屋上にある大砲で攻撃するといった様子も見られた。ちなみに大砲でギガンテスの目を攻撃すると、かなりのダメージを与えることができるようだ。

 結果、レベル11でギガンテスに挑むもアッという間にやられてしまい、堀井氏からも「無謀でしたね」と言われる始末。

 小笠原氏が「スーパーハイブリッドアクション」と呼ぶ本作。アクションに力を入れているのはもちろんだが、物語やキャラクター性など「ドラゴンクエスト」の持つ魅力をバランス良くミックスした作品に仕上げるべく、「ドラクエ愛に溢れた作品(青海プロデューサー)」を目指し制作が進められている。

サプライズゲストの堀井雄二氏。会場がどよめいた!
堀井氏は「メタルスライム エディション」を返しに来たとお茶目な発言で登場
動いているギガンテスは初公開だという。とにかくやたらめったら巨大で、足下をウロチョロしているプレーヤーキャラクターを見るとその大きさがうかがいしれる。屋上には大砲が設置されており、大砲を使ってギガンテスの目を攻撃することなどが可能。ただし、砲弾の数には限りがある

(船津稔)