新作「ガンダムビルドファイターズトライ」発表！　前作から7年後の舞台

　バンダイホビー事業部は7月17日、浅草ビューホテルにおいて、「新作ガンダム商談会」を開催した。このイベントでは新作アニメ「ガンダムビルドファイターズトライ」が発表され、同時期に展開するアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」の紹介、そして両作品のプラモデル販売の戦略が語られた。

　本稿では発表会で明らかになった「ガンダムビルドファイターズトライ」、「ガンダム Gのレコンギスタ」の概要や会場で展示されていたプラモデルを紹介していきたい。

前作の7年後が舞台。3vs3のチーム戦で戦う「ガンダムビルドファイターズトライ」

キービジュアル。3人のチーム戦による、友情や葛藤が描かれる

主人公カミキ・セカイ。拳法「次元覇王流拳法」の使い手

彼の愛機となるビルドバーニングガンダム。格闘主体の戦いが得意

　「ガンダムビルドファイターズトライ」は今回が初の発表となる。昨年の10月より放映された「ガンダムビルドファイターズ」の7年後を描く作品で、3人のキャラクターを中心としたドラマが描かれる。「ガンダムビルドファイターズトライ」はテレビ東京系で10月より放映予定だ。

　「ガンダムビルドファイターズ」はガンダムのプラモデル“ガンプラ”を“ブラフスキー粒子”という技術で動かすことができ、様々なフィールドで技巧を凝らして制作されたガンプラを使って戦うという「ガンプラバトル」が流行している近未来が舞台だった。主人公はガンプラ制作が得意なイオリ セイと、異世界から来た王子だというレイジの2人で、世界中の選手達が集まる「第7回ガンプラバトル選手権」での戦いが描かれた。

　「ガンダムビルドファイターズトライ」はその7年後の世界が舞台となる。ガンプラバトルは試合形式やルールが変わり、さらなる人気を博していた。しかしかつてセイが在籍していた聖凰学園ガンプラバトル部はその盛り上がりから取り残され、部員は中等部3年生の女の子ホシノ・フミナただ1人。そんな彼女の前に師匠と共に旅を続けていた拳法少年カミキ・セカイが現われる。さらに若き“ガンプラビルダー”で、天才と呼ばれるコウサカ・ユウマが加わり、新たなガンプラビルダーの物語が描かれる。

　今回のガンプラバトルは3vs3のチーム戦となる。前作同様、原作の枠を飛び越えた様々なガンダム作品のガンプラが激しい戦いを繰り広げる。特にホシノ・フミナはオリジナルのSDガンダム「ウイニングガンダム」を使っており、前作以上にSDガンダムシリーズが取り上げられそうだ。また、コウサカ・ユウマは前作のヒロイン コウサカ・チナの弟であり、前作のキャラクターの登場も楽しみだ。ユウマが使う「ライトニングガンダム」はリ・ガズィをベースにしており、「ライトニングバック・ウェポン・システム(仮)」と合体して飛行形態になるという。

　主人公カミキ・セカイは修行している拳法「次元覇王流拳法」をバトルに活かす。愛機は「ビルドバーニングガンダム」。名前から前作の主役機「ビルドストライクガンダム」の関係が考えられるが……。格闘の得意な幅広い可動範囲を持つプラモデルになるという。3人は、「チーム トライファイターズ」を結成し、「全日本ガンプラバトル選手権」優勝を目指す。

【登場キャラクター】

コウサカ・ユウマ。前作のヒロイン コウサカ・チナの弟であり天才ビルダー

ホシノ・フミナ。たった1人のガンプラ部部長。ガンダムとガンプラを心から愛する

ライトニングガンダム。バック・ウェポン・システムと合体して変形ができる。狙撃が得意な射撃戦機体

ウイニングガンダム。まだ謎に包まれたガンプラ組み替え変形機能もあるという

【発売予定のガンプラ】

HGBF 1/144 ビルドバーニングガンダム。10月発売予定。価格は1,512円(税込)

HGBF 1/144 ライトニングガンダム11月発売予定。価格は1,728円(税込)。「ライトニングバック・ウェポン・システム(仮)」は、11月発売予定。価格は864円(税込)

HGBF 1/144 ウイニングガンダム。発売日・価格未定

HGBF 1/144 パワードジムカーディガン。10月発売予定。価格は1,944円(税込)。