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「エミル・クロニクル・オンライン」、パートナーアップデート先行体験レポート
頼りになるパートナーと、かわいらしいキャラ満載のチュートリアルを実装
（2014/7/17 11:00）
- 7月24日実装
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、Windows用MMORPG「エミル・クロニクル・オンライン」において、大型アップデート「パートナーアップデート」を7月24日に実装する。
このアップデートではこれまでのペット・ユニオンペットシステムが生まれかわり、「パートナー」として心強い仲間となる。またUIの改善なども行なわれていく。今回これらの要素をガンホーPCオンライン本部PCオンライン運営部第2運営課課長の寺田美絵氏と、課長代理の榊田毅氏に話を聞き、新しくなるチュートリアルの序盤をプレイすることができた。今後追加される新要素を紹介していきたい。
頼れる相棒「パートナー」。共に冒険を繰り返すことでより強く!
「エミル・クロニクル・オンライン(以下、『ECO』)」に新しい流れをもたらすのが「パートナーシステム」である。これまで「ECO」には共に戦ってくれる「ペット」そして細かくAIをカスタマイズできる「ユニオンペット」といったものがあったが、これらが統合され「パートナー」となる。
パートナーは独自の経験値テーブルを持ち、プレーヤーと共に戦い、一緒に成長していく。まずパートナーを呼び出してからプレーヤーキャラクターと共に戦闘して敵を倒すとパートナー用経験値を入手して、一定の値が貯まるとBaseLVがアップしていく。そして「おやつ」を与えることで「近接攻撃を強くする」、「魔法攻撃を強くする」といった特性を強化できる「パートナーランク」をアップできる。さらに一緒に狩りをすることで「信頼度」がアップして、より力を発揮してくれるようになる。
寺田氏は「パートナーはプレーヤーと一緒に強くなってくれる存在です。これまでのペットや、ユニオンペットは特定のエサをあげるなど実際のプレイとは別な軸での育成が必要だった所を整理し、一緒に強くなれるようにしました」と語った。一緒に連れ歩いて狩りをするという“通常のプレイ”でパートナーが一緒に強くなるシステムにしたという。
また、パートナーは強力で、特に序盤はパートナーがいるとかなりサクサク進められるバランスになっていると榊田氏は語った。パートナーは壁役としてもアタッカーとしての能力を持っており、ここからおやつによるランクアップで特性を付与していく。今回のアップデートでは初心者向けのチュートリアルが追加され、そこで｢タイニーゼロ｣というパートナーが入手できるので新しく始めた人でもすぐにパートナーと一緒に冒険することができる。
「ECO」は基本職で12職もあり、もともとはパーティプレイ前提のゲームとなっているが、自分の特性とパートナーの能力をうまく組み合わせていくことで、ソロでの戦いもできるようになっている。高レベル帯ではパーティプレイが必要となるが、その時でもパートナーは力強い味方になってくれる。
また、これはもともとユニオンペットシステムにあった要素だが、パートナーも「カスタムAI」で非常に細かく行動が設定できる。「主人のHPが40%以下になったらヒール」などのように、スキルと状況を設定し、プレイスタイルに合わせた最適な戦い方をさせることができる。初心者の場合は「かんたんAI設定」で、攻撃重視や、戦闘させない“追従”なども選ぶことができる。
既存プレーヤーにとっては、ペットがユニオンペット同様にカスタマイズができるようになったことで、思い入れのあるペットをより活躍させられるようになるのが大きい。さらに「パートナークロニクル転生」という新しい転生が可能になり、これで能力値を大きく底上げできる。これまでのペットは鍛えても高レベル帯ではすぐに倒されてしまうところがあったが、「パートナークロニクル転生」を経てレベルを上げたパートナーは、高レベルの狩場でも頼りになる存在となるとのことだ。
