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「プレイステーション 4」アップデート内容を公開
ニコニコ生放送に対応。HDでの配信が可能に
(2014/4/17 13:57)
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、プレイステーション 4の次回アップデート内容を明らかにした。配信日については後日明らかにされる。システムソフトウェアバージョンは、1.63から1.70に引き上げられる。
次回のアップデートにおいて、SHARE機能においてニコニコ生放送を使ってブロードキャストすることが可能となる。これまでUSTREAMとtwitchだけだったが、ついにニコニコ生放送に対応することとなる。
ニコニコ生放送に配信されたブロードキャストはLive from PlayStation上で視聴することが可能。配信するにはニコニコアカウントが必要だが、視聴するだけならニコニコアカウントは必要ない。ただし、コメントをするにはニコニコアカウントが必要となる。またSENアカウントを取得していれば、ニコニコプレミアム会員にならなくても最初の配信から1か月間は無料で配信することができるが、その後はニコニコプレミアム会員になる必要がある。
ブロードキャスト関連のアップデートでは、UstreamおよびTwitchにおいて、画質選択時に[最高(HD)]が追加される。また、ブロードキャストをオンラインサービスに保存(アーカイブ)することができるようになる。
また、PS4のPlayStation Storeにおいてプレオーダーが可能となった。ただ予約するだけではなくプレオーダーすると、プレイするまでの期待感を煽る機能として、「いつも使うPS4」に自動ダウンロードすることができ、発売日にダウンロード、インストールして遊び始められるまでカウントダウンが表示される。
設定の項目において、HDCP信号をoffにして、HDMI経由でゲームをキャプチャーできるようになる。ただし、キャプチャーした画像は私的利用に限られる。Webなどでアップロードした場合は、コンテンツホルダーの著作権等により違法行為になる可能性もある。
PS4に保存したビデオクリップにコメントやステッカーを追加したり、音楽や背景を変更できるアプリケーション「SHAREfactory」のダウンロードリンクアイコンがホーム画面上に表示される。このアプリケーションをダウンロードしインストールしたあとは、ホーム画面にアプリケーションとしてアイコンが表示される。
このPS4のアップデートと同日に配信開始となるPS Vita TVの最新システムソフトウェアを適用すると、PS Vita TVからもPS4をリモートプレイすることができる。また、PS4とPS Vita/PS Vita TVをペアリングするためのパスコード入力が一定の条件下において不要となる。条件は、「いつも使うPS4」がスタンバイ状態である時か、PS4とPS Vitaがオンラインに接続されていて、双方で同じユーザーがサインインしていることとなっている。