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「蒼き鋼のアルペジオ」×「艦これ」冬のコラボイベント・プレイレポート
「大和」や「大鳳」も建造可能! 新建造システム「大型艦建造」
(2013/12/28 00:00)
「大和」や「大鳳」も建造可能! 新建造システム「大型艦建造」
イベントの開始に合わせて実装された新要素が、「大型艦建造」だ。大型艦、および新型艦の建造に特化した建造システムで、夏のイベントのクリア報酬だった戦艦「大和」が、このシステムでついに建造可能になる。また、アニメ「ストライクウィッチーズ」などで知られるイラストレーターの島田フミカネ氏がイラストを担当した新型正規空母「大鳳」も、「大型艦建造」によって入手できる。
「大型艦建造」は、ある程度ゲームを進めた状態で、特定の任務を達成することで利用できる。具体的には、第3艦隊を開放していることが最低条件とされている。
任務を達成してシステムを開放すると、通常の建造画面に「大型艦建造」のボタンが追加される。これをクリックすると、「なるべく購入アイテム(課金)による資源投入は避け(中略)十分な資源を蓄えてから、大型艦建造に挑戦して頂けますよう、お願い申し上げます」という注意書きが出る。運営側の警告としては極めて異質だ。
それもそのはず、必要な資材の量が凄まじい。各種資材を組み合わせてレシピを入力するのは通常の建造と同じだが、“最低でも”必要な資材は、燃料と弾薬が各1,500、鋼材が2,000、ボーキサイトが1,000となっている。最大値は各7,000で、開発資材は1、20、100で選択できる(1回の建造に20または100の開発資材を投入できる)。さらに高速建造をしたい場合は、高速建造材を1度に10消費する。
また公式Twitterからの情報によると、空きドックが多いほど、大型艦や新型艦の建造確率が僅かながら上がるという。これまで建造ドックの拡張はあまり意味がなかったが、大型艦建造では僅かでも意味が出てきた。
「大型艦建造」によって建造できる艦種は、「大和」を含む戦艦(「武蔵」は除く)、「大鳳」を含む航空母艦、「最上」型・「利根」型重巡、「阿賀野」型軽巡、一部の軽空母。さらに強襲揚陸艦「あきつ丸」、三式潜航輸送艇「まるゆ」という新型艦も建造できる。
強襲揚陸艦「あきつ丸」は、遠征で効果を発揮するという「大発動艇」、オートジャイロ「カ号観測機」、対潜哨戒機「三式指揮連絡機(対潜)」を運用できる多目的強襲揚陸艦。基本的な戦闘力は低いが、遠征など局所的な任務で活躍する。
三式潜航輸送艇「まるゆ」は潜水艦扱いの艦娘。ステータスは極めて貧弱だが、他の艦の近代化改修に使うと、運のステータスをアップできる。上昇させられる運のステータスは、艦ごとに上限が設定されているそうだ。なお「まるゆ」は「大型艦建造」のハズレ的な存在として設定されている。
消費資材の量が文字通りケタ違いのため、気軽に試せるものではないが、「長門」や「瑞鶴」といった通常建造が難しかった艦も開発できるため、それらを目的に使ってみるのもありだ。通常建造を数回やるのとどちらが効率的かはわからないが……。
ともあれ試してみないことには始まらないので、筆者も資材の許す範囲で色々と試してみた。通常の建造に比べれば結果が絞られるとはいえ、何が建造されるかはランダム要素が強い。自身の想像やネットで話題になっているレシピを試してみたが、残念ながら新型艦は入手できず。また資材が貯まったら挑戦したい。
このほか、アップデートが24日に行なわれたことから、クリスマス限定企画も用意された。「長門」、「木曾」にクリスマス限定ボイスが追加されたほか、艦隊のアイドル(自称)こと「那珂」にはボイスのみならず、サンタクロース衣装バージョンの新イラストが追加された。ドロップ時にもちゃっかりサンタ服で登場しており、なかなか手が込んでいる。
ただしこちらは27日で終了となる。「那珂」のイラストに関しては、終了後も図鑑で確認できる。