「機動戦士ガンダム 第07板倉小隊」
イベント「男だらけの絆祭り」を開催!
第3期が10月から放映決定!
テレビ東京、BSジャパンで6月まで放送された「機動戦士ガンダム 第07板倉小隊」の「REV.2」3回目、通算6回目となるイベントが、8月12日、東京・天王洲のテレビ東京 天王洲スタジオにて開催された。
1stシーズン終了後に行なわれた王子でのイベント(3回目)に続いて2度目の東京での開催となった今回は、「男だらけの絆祭り」と称し、板倉俊之(インパルス)隊長、そして森本英樹(ニブンノゴ!)少将が登場。さらに、AKATUNA少将、アカツキ少将、KEN・G少将とカバパン大将に加え、イベント初登場となるユウ少将が登壇し、エースパイロットも全員そろい踏みとなった。また、本イベント初となるインターネットでのライブ中継も行なわれた。撮影秘話などを中心としたトークショーと、来場者と一緒に店内対戦を行なうシャッフル大会などが行なわれた。
「REV.2」初となる板倉隊長、森本少将の登場、そしてお盆休みというスケジュールもあって、親子連れ、カップルなどなど、来場者層も様々。当初200名という制限枠が400名まで増やされ、首都圏だけでなく、西は広島や岡山、東は宮城や福島、そして三宅島から(月1回上京して「戦場の絆」をプレイしているとのこと)と多数の来場者がスタジオに足を運んだ。当番組のイベントの特徴でもあるが、放映時に登場した対戦チームのメンバーも複数来場しており、かたや「戦場の絆」をプレイしていないが、番組を見ていたという方まで、番組の人気ぶりの幅広さを反映したイベントとなった。
森本少将はステージに上がるとそのままP.O.Dへ直行という、「前日から暖めていた」というボケとともに登場 | 板倉隊長は観客席で連撃やタックルを決めつつ、大きな拍手とともに登壇した。「今日は『絆』菌がすごく溜まっていますからね、今日は吐き出しに来ましたよ」 |
■ 番組収録やイベントのエピソード……トークショー
第1部は、板倉隊長&森本少将と、エースパイロットたちによるトークショー。板倉&森本コンビのリードで、番組収録時を振り返っての話題となった。
まずは来場者に質問。「戦場の絆」をプレイしている人、そうでない人、さらには板倉隊長とマッチングしたことのある人などに挙手してもらっていた。
板倉:一時期僕の仲間が「イタ2」とか「イタ3」とかのカードを作っていて、俺がいないところで出撃していて「板倉マジなんなんだよ」ってことがありましたね(笑)。
● 「板倉小隊」イベントについて
板倉:イベントみんなで行ってたんでしょ?
アカツキ:そうですよ、素人だけでまわしてたんですよ(笑)。
ユウ:僕も初めてなんですけど……。
板倉:ユウ君、いじめられてるの?(会場笑)
ユウ:微妙に仲間外れにされてるんですけど……。
森本:今日も、1人だけ1時間ぐらい遅れてきたよね?
ユウ:それは個人的な遅刻です。
板倉:遠いからね。
ユウ:新幹線混んでたんで……(一同苦笑)
板倉:カバと(イベントの)前の日に飯食ってたりして、「明日早いんす」って言われて、「明日何?」って質問したら「板倉小隊(のイベント)です」って。いやいや、俺出てないんだけどって(会場笑)。
森本:隊長を差し置いてね。
カバパン:板倉さんに「朝から遊ぼうよ」って言われて、「いや、イベントでちょっと地方に……」って。
板倉:おかしいよね。何で俺が知らないんだと(笑)。
森本:今日のイベントも、つい最近(スケジュールを)知ったもの。ゲーセンで話しかけられて「12日行くんですよ~。森本さんも来られるんですよね」……聞いてないんですけど(会場笑)。
カバパン:僕らは2カ月ぐらい前に知ってましたよ(笑)。でもこれだけ人が集まるのは、板倉隊長とストイックソルジャーのおかげですよ!
板倉:森本:あれ完全にバカにしてるでしょ(笑)。
● エースパイロットの出演時のエピソード
板倉:エースパイロットの4人は、出演するとき、正直どうだったの? 最初はTUNAちゃんだよね。いまやジャイアント白田2世という(笑)。「REV.1」からプレイしている人はわかると思うけど、敵に「AKATUNA」を引いたら、「好きなの乗っていいよ」ってぐらいあきらめてたからね。「すげえ怖い人なんだろうな」って思ってたんだけど、実際に会ってみるとこんないい人だとは思わなかった。ただゲームにまじめな人。
森本:ゲーム以外の話題が広がらない(笑)。
AKATUNA:ゲームに関してはおしゃべりですね。すっごく。怖いってイメージはたくさん言われました。
板倉:番組で会う前に、渋谷で教わったことがあるんだけど……?
AKATUNA:覚えてないんで、他人じゃないんですかね?
板倉:どうだったの? 正直。
AKATUNA:楽しかったですよ。こういう経験ってなかなかできないですし。
板倉:今も楽しい?
AKATUNA:今も楽しいですよ?
板倉:TUNAちゃんの場合、聞かないと今のテンションがわからないから。食べたいのか食べたくないのか(笑)。
AKATUNA:今日は食べたくないですね。今日はちょっと。でもまあ、本当に4回とも出演して、楽しかったです。
板倉:この仕事が永久に続けばいいのにって思ってるんだけど。
森本:本当に思うよね。
板倉:アカツキ君も。「REV.2」最終回の「ジャア」のコーナー、見ました? 滑り落ちる映像。あれ、俺腹抱えて笑ったわ。家で。ちょうど(「ジム・ライトアーマー」の)足が、(足場に)戻りそうなギリギリでスルッと滑ってツツーッと落ちていくんだよ。でもカッコつけて持ち換え(メイン武装と格闘武装を交互に入力する)やってんだよ(会場爆笑)。
AKATUNA:戻るところすら間違えているっていうね。
板倉:あ、そうだ、「1stシーズン」で対戦したもんね。あの時優しかったー。
森本:優しかったよね。だから選ばれたんだ(爆笑)。
板倉:今日は足を踏み外さないでね。
板倉:続いてユウ君。遠いところから来るのはしんどいの?
ユウ:東京まではしんどくはないですけれども、宇都宮はしんどかったです。乗り継ぎで2時間、2時間ぐらいで。
板倉:なんで(出演依頼を)受けちゃったの?
ユウ:最初のお誘いがそのスケジュールで。むしろ1話、2話に呼んで欲しかった。
森本:1人だけ先に帰ってたもんね。「電車なくなるんで」って。
ユウ:その日のうちに帰れたのは1回しかないという。スタッフさんが「ホテル取りましょうか?」って言って下さるんですけれど、ホテルで寝ちゃうと朝起きられないんで、「漫喫でいいです」って言って。朝イチで帰ってるんです。
アカツキ:最終回のときは、2人で漫喫ですよ。帰れなくて。
板倉:最終回って収録そんなに遅かったっけ?
森本:閉店後のガンダムフロント東京の中を見てる場合じゃなかったね(笑)。そういえばテンション上がって1人で写真とか撮ってたじゃん!
ユウ:(ガンダムフロント東京に)「入ったら時間大丈夫ですか?」ってスタッフの方に聞いたんですけれど、「大丈夫、大丈夫」って。途中で「後10分ぐらいしかないんですけれど」って言ったら、「あ、ダメかも」って言われました。
板倉:わははは。今日はプレイでがんばりましょう。次はKEN・Gさん。24時間中23時間は笑っているという。
KEN・G:わははは。
板倉:カバは異常にKEN・Gファンだよね。
カバパン:大好きっす。「KEN・Gに会いたい」って(イベントに)行くんですから。
森本:でもわかる。いい人がにじみ出てるんだよね。
KEN・G:最初、皆さんにお会いできると思ったら舞い上がっちゃって。
カバパン:ウソついてますからね(笑)。すぐウソつくんだから。
KEN・G:なんでそういうこと言うんですか(笑)。ウソじゃないっす……。
板倉:格闘乗っても強かったし、全部(のカテゴリ)に乗れるんだよね。
森本:エースはみんななんでもうまいですね。
AKATUNA:アカツキ君が……射撃(型)が……やばいっすよ。
カバパン:ひどかった(笑)。
森本:え、アカツキ君の射カテがひどい?
KEN・G:イベントで……。
アカツキ:(小声で)黙ってろって……気を使えよ……。
森本:アカツキ君が、最初の収録のとき、終わってから「普段ジオンなんで、敵見たら味方だと思っちゃうんですよ」って。
板倉:言い訳がましい(一同爆笑)。
森本:「スト(ライカー)カス(タム)乗ったことないんですよ」なんて言ってて。
アカツキ:あの当時3回ぐらいでしたからね。
森本:そんなこともありつつ……。
板倉:KEN・Gさんは収録どうたった?
KEN・G:1番印象に残ってるのは、つくばでの収録の途中で皆さんでみそ煮込みうどんを食べに行ったじゃないですか。皆さんが食べ終わって、そろそろ次の収録へって言うタイミングで、板倉さんが、「甘いものが食べたい」って言い出して、スタッフさんが「早く食べてくださいよ」って言いつつ注文して、頼んだものが来たタイミングで「集合です」ってスタッフさんが飛んできて、みんなで急いで食べたことありましたよね?
板倉:あーあったねー。割と俺が頼んだやつが小さくて、すぐ食べ終わって「KEN・G早くしろよ」的な空気になっちゃって……。全然味わえなかったという。
KEN・G:あれが1番面白かったっす。
板倉:カバパン大将はなにかある? 収録は別々で……。
森本:最終回でやっと会えた感じだもんね。
板倉:(収録のときは)メールでね、「今日はよろしくお願いしま~す」みたいな感じで。あるとき、現場について「今日は収録始まんないな~」って思ってたら、(本部側で)カバが遅刻してたってパターンがあったよね。
カバパン:いやいやいや、それは違うじゃないですか。
森本:電車の逆方向に乗っちゃったときね。
カバパン:マジで逆乗りました。1人で青ざめてました。六本木に集合で、四谷で乗り換えたら、南北線を逆に乗って、ひや汗を久々にかいて。地下鉄で携帯は圏外だし、「ああやべえんだけど~」ってなって。そしたら、ADさんに迎えに来てもらうことになって、駅を降りたら5分ぐらいの距離をタクシーに乗せてもらって「すげえ申し訳ないことしたんだ」って思って行ったら、そっち(ロケ隊)を待ってました結局(笑)。でも超ドキドキしました。森本さんにメールで「遅刻って、やるな」って言われましたから。(会場苦笑)怖かったー。
森本:俺は怒ってないから全然。
板倉:(本部は)こちらの対戦が終わるまでずっと待ってなきゃならないからね。待ってる間何してたの?
カバパン:僕は本を読んだり……あと、こっちも出前をとってもらって味噌煮込みうどんを食べたり、とか。あと、じゃんけんしてジュースかけたり、とか……。
板倉:大将はいい仕事だな、オイ。
カバパン:何か送られてきたらいちゃもんつけるだけでお金がもらえるっていう、とんでもない仕事してました(笑)。
板倉:「REV.2」はどうだった?
カバパン:対戦しなくなっちゃったんで、さびしい部分はありましたね。本編と別ロケだったんで。練習とかはしましたけど、本番は別じゃないですか。
板倉:まあでも、こうしてイベントができてよかった。皆さんのおかげです。
■ 親子と「ジャア・オユガデル」少佐の対戦……生「ジャアが来る」
事前に予告されていたスペシャルゲストは「ジャア・オユガデル」少佐だった! |
撮影秘話となるこの衣装がいかにプレイ時に不利になるか、といういいわけで、対戦前の理論武装は完璧!? |
森本少将をステージに残し、エースパイロットと板倉隊長が舞台を中座。「ストイックソルジャー」らしからぬ話術と来場者いじりで場をつないだ森本少将の軽妙なトークの後に現われたのは、番組終了後、公の場に初登場となった「ジャア・オユガデル」少佐。来場者の中から親子と2対1の対戦を行なった。
ジャア少佐は、ブーツの底がすべすべだったり、マスクはスモークがかかった状態で曇ってしまうこと、そして、ヘルメットのひさしが邪魔で上を見上げないとレーダーが見えないことなど、番組中でもいかに自分が過酷な条件で収録に臨んでいたか、という裏話をまずアピールしつつ、対戦相手には、コスト200以下の近距離戦型+格闘型のコンビを使われるとコスト面で有利に立てず負けてしまうので、できれば高コストの機体に乗って欲しい……などと対戦前から注文をつけるなど、収録で学んだ自らの戦闘理論というか、いいわけを連発(笑)。最終回で森本親子に7落ちの大敗を喫したときもまさに格闘型+近距離戦型で攻めてこられており、今回も苦戦が予想された。使用機体はもちろん愛機「ザクII(S)」だ。
1戦目はボーイッシュないでたちで会場をびっくりさせた娘さん(小学2年生)とお父さんの親子との対決。「ジム(WD隊)」と「ジム(指揮官機)」のコンビの組み合わせで、かなりコストリードを奪うのが難しい組み合わせとの対戦となった。序盤こそクラッカーで片方を転倒させている間にもう1方に3連撃からクイック・ドローのマシンガンをカス当てし、タックルでしめる大ダメージコンボを決めたジャア少佐だったが、やはり2機に挟まれるように動かれると何か攻撃をすると横や後ろから攻められてしまい、ダメージがかさんで耐久値の少ない「ザクII(S)」が次々と撃墜される展開。あえなく敗北となってしまった。
2戦目は来場者の中で最年少の小学1年生のお子さんとお父さんとの対戦。「アレックス」+「B.D.2号機」とジャア少佐の注文どおりの高コスト2機との戦いとなったが、序盤に連撃を被せられてあっという間に撃墜されるなど、対高コスト格闘型との対戦の厳しさを露呈したものの、途中で「アレックス」を撃破して数的不利の状態を解消、続いて「B.D.2号機」を撃破し、一時的に戦力ゲージのリードを奪うことに成功! そしてお決まりの逃げ切りパターンに持ち込もうとするも、機動力に勝るアレックスに捕まってしまい、あっというまに戦力ゲージをひっくり返されて敗北。
やはり2対1の厳しさか、ジャア少佐は早々に1落ち…… | 要求どおり高コスト2機との対戦では、一時はリードしたものの、追いつかれて逆転されてしまう |
■ 板倉、森本チーム対エースパイロットチームの対戦……シャッフル大会
来場者の中からチームメンバーを集って戦うシャッフル大会は、今回は板倉隊長、森本少将+来場者2名(佐官以上)の地球連邦軍チームと、エースパイロット2名+来場者2名(尉官以下)というジオン公国軍チームに分かれて行なわれた。さらにエースパイロットには、事前に搭乗カテゴリーをクジ引きで決めるというルールが設けられ、対戦バランスに配慮(?)。来場者の中からクジ引きでメンバーが集められ、それぞれが名刺にパイロットネームを記入、ステージに上がってから軽いインタビューの後、作戦タイムに。
前回の福岡イベントで始めて導入された、タッチパネルを使った機体選択とマップ表示できる「作戦テーブル」の特別バージョンは今回、「REV.3.10」にあわせ、「陸戦強襲型ガンタンク」、「ヒルドルブ」も反映された最新版に。作戦テーブルを利用できるのは、板倉、森本チームで、もう1チームは別室にて戦略を練り、時間を見計らってまた合流して対戦、という流れになっていた。
休憩を挟んでの後半戦はシャッフル大会 | 板倉・森本チームとエースパイロット2名との対戦形式に |
板倉小隊パイロットのエムブレム | そしてパイロットスーツがオリジナル仕様に! |
1戦目はAKATUNA少将とカバパン大将が参戦。AKATUNA少将が射撃型、カバパン大将が近距離戦型のクジを引き、作戦タイムに。お約束の「ボール」でひとしきり盛り上がった後、板倉隊長は「アレックス」、森本少将が「B.D.2号機」を選択。「陸戦型ガンダム」、「量産型ガンキャノン」と格闘型2機、近距離戦型1機、そして遠距離砲撃型1機のオーソドックスな編成となった。しかし、新たに制作された板倉小隊の小隊マークとパイロットスーツを見せようという思惑から、セッティングが決まらないままペダルを踏まされた板倉隊長は、制限時間に間に合わずセッティングを機動重視1を選択したところで時間切れになってしまうというアクシデントが(笑)。一方、AKATUNA、カバパンチームは、板倉隊長の読みどおり、AKATUNA少将が「ドムキャノン複砲仕様」の対拠点セッティングを選択。カバパン大将は「ザクII」、残りは「グフ」、「ザクII」とこちらは格闘型1機、近距離戦型2機の低コスト編成となった。
地球連邦軍、ジオン公国軍ともに格闘型機体がアンチに回り、地球連邦軍はコンビナート向こうに「量産型ガンキャノン」が抜けて拠点を残り1セットまで撃ち、カバパン大将が「グフ」の加勢にアンチへ。AKATUNA少将が中央ビル街を右に抜け、拠点奥まで板倉隊長を引っ張りまわしている間に地球連邦軍が拠点を撃破しリードを奪うも、ジオン公国軍が敵護衛陣のコストを回収しつつラインを上げ、板倉隊長を撃破するなど戦局はジオン有利の展開に。残り25カウントでAKATUNA少将が拠点を撃破、セカンドアタックが間に合わなかった地球連邦軍の敗北となった。
やる気満々の板倉隊長はカバパン&AKATUNAチームを挑発(笑) | 作戦テーブルのお約束「ボール」ネタ |
AKATUNA少将が拠点砲撃装備の「ドムキャノン」であることを読んだところまでは良かったが…… | 無念の敗北となってしまう |
2戦目はKEN・G少将&アカツキ少将チームとの対戦。アカツキ少将が格闘型、KEN・G少将が遠距離砲撃型と、得意カテゴリーを引いたジオン公国軍は、アカツキ少将が「ゲルググ(S)」、KEN・G少将が「ザクI後期型」を選択、「ザクII(F2)」、少尉の方が「グフ・カスタム」を選択と興味深い編成に。大して板倉隊長は「陸戦型ジム」、森本少将は「ガンダム」の最終決戦仕様装備を選択。少佐の「ジム改」、少将の「ジム・キャノン」のこちらもなかなか手堅い陣容に。
板倉隊長の護衛で早々に敵拠点砲面に抜けた「ジム・キャノン」が拠点を撃破すると、ジオン公国軍側もアカツキ&KEN・Gコンビが森本「ガンダム」と「ジム改」相手にノーロック砲撃からきちんと護衛を完遂し拠点を撃破、かつ「ガンダム」を撃破。拠点にリスタートした森本少将をKEN・G少将の「ザクI後期型」が「ヒートホーク」→「ザク・マシンガン」のクイック・ドローや段差による連撃抜けを駆使し、耐久値を半分まで減らして撃墜されるなどの活躍もあり、セカンドアタックではアンチに回った板倉隊長を尻目に再びアカツキ&KEN・Gコンビに拠点を撃破されてしまい、撤退に回った森本少将が最後に撃墜されゲージが逆転。板倉・森本チームが2敗目を喫することとなってしまった。
アカツキ少将が格闘型、KEN・G少将が遠距離砲撃型に | 板倉隊長が護衛に、森本少将はアンチへとまわる |
アカツキ&KEN・Gコンビに翻弄される板倉&森本チーム | 勝利のポーズを決められてしまう |
3戦目はイベント初対戦となるユウ少将とカバパン大将に軍曹と大尉のパイロットを加えたチームとの対戦。地球連邦軍側は森本少将が「陸戦強襲型ガンタンク」、そして板倉隊長が「ジム(指揮官機)」(会場から「ビーム・サーベルC」の6連撃仕様を要求された板倉隊長だったが、ここは無難に「ビーム・スプレーガンA」を選択)、「B.D.2号機」と「ジム改」という編成で挑んだ。板倉隊長が「フルアンチはないでしょう」と予想していたが、射撃型のクジを引いたユウ少将は「ゲルググ」、格闘型のクジを引いたカバパン大将は「ギャン」、そして曹長の「ザクII」と大尉の「ザクII(F2)」とジオン公国軍側はまさかのフルアンチ体制。
中央ルートを単機で移動した「ギャン」に釣られて「B.D.2号機」が中央ビル街でマッチアップしている間に、「ザクII」、「ザクII(F2)」、「ゲルググ」と緑の軍団は森本、板倉コンビ+「ジム改」に「マシンガン」と「ビーム・ライフル」でじわじわとダメージを与えていく。前衛がきれいに1枚ずつ落ち、そして森本少将が撃墜されて戦力ゲージは拠点を撃破されても取り返されないところまで開く。右ルートにリスタートした森本少将が拠点を撃破、板倉隊長が因縁のカバパン大将を撃破し、コスト差100まで追いすがる地球連邦軍だったが、最後に連撃ループで森本少将が落とされてしまい、2拠点目の撃破はならず。地球連邦軍、3敗目となってしまった。
ユウ少将が射撃型、カバパン大将は久々の格闘型のクジを引いた | 森本少将は粋なチョイスで「陸戦強襲型ガンタンク」を選択 |
宿敵・カバパン大将の「ギャン」を撃破した板倉隊長だったが…… | 2拠点目を取ることができずに3敗目 |
4戦目はAKATUNA、アカツキ少将チームとの対戦。AKATUNA少将が遠距離砲撃型、アカツキ少将が近距離戦型のクジを引き、さらに板倉チームには番組出場者を引くというラッキーな状況。ジオン公国軍側はどう出るのかに注目が集まった。板倉隊長がリベンジで「アレックス」(今度は機動重視4)、会場からのリクエストで森本少将は「ガンキャノン」、そして大佐の「ザクII(F2)(連邦軍仕様)」と、「量産型ガンタンク」とカテゴリーかぶりのない地球連邦軍に対し、ジオン公国軍側はアカツキ少将は「高機動型ゲルググ」、AKATUNA少将は「ザクキャノン」(ビッグガン装備)、そして中尉の「グフ・カスタム」、二等兵の「ザクII」という陣容で臨んだ。
地球連邦軍の3アンチ対ジオン公国軍の全護衛の形でスタートしたが、前衛の攻撃能力の違いがじわじわと戦力ゲージの差をつけていく展開となり、両軍セカンドアタックの時点でコスト差は500。一時は戦力ゲージ差は1,000まで開き、お互い2拠点を交換という状況でアカツキ少将が先に撃墜されてしまい、コスト差688でジオン公国軍側の残りゲージはわずかと地球連邦軍側が圧倒的リード。板倉隊長も撃墜されたものの、最後は残り33カウントでゲージが飛び、ついに板倉&森本チームが1勝を挙げた。
AKATUNA少将が遠距離砲撃型、アカツキ大将は近距離戦型のクジを引いた | もはや様式美ともいえる「ボールK」のボケ |
板倉隊長も奮戦 | 終始地球連邦軍側がリード |
最後に、エキシビジョンマッチとして、「REV.2」13回(最終回)に登場した若干9歳ながら現役将官であるジョウくんが登場。板倉、森本チームに合流し、ジョウくんのご指名でユウ少将を加えた4名が地球連邦軍、そしてエースパイロット4名がジオン公国軍でフルバーストという対戦が行なわれた。
地球連邦軍側は板倉隊長が「ジム・キャノン(WD隊)」と遠距離砲撃型に搭乗、森本少将が「ガンキャノン」、そしてジョウくんが「B.D.2号機」、ユウ少将が「ジム・カスタム」に。ジオン公国軍側はアカツキ少将が「ケンプファー」、AKATUNA少将が「グフ・カスタム」、カバパン大将が「ギャン」、KEN・G少将が「ザメル」という編成に。しかしここでもアクシデントが……ユウ少将が武装の確認を怠り、「ジム・ライフル」のはずが「ブルパップ・マシンガン」で出撃してしまう。
地球連邦軍側は、板倉隊長がコンビナートを抜けるものの、左ルートで3アンチを受ける形に。そして早々に拠点を撃破したザメルの援護射撃を受け、ジオン公国軍の拠点を撃破したと同時にまず森本少将が撃墜されてしまう。だが、ジオン公国軍側もアカツキ少将、カバパン大将の両名が瀕死に。アカツキ少将が落ち、ジョウくんとカバパン大将が撃墜され、お互いのタンクは拠点を単独で攻撃、コスト差10の展開で、コンビナート付近でユウ対カバパン、クレーター付近でジョウくん&森本対AKATUNA&アカツキという構図になった。
しかし、セカンドアタックの取り掛かりの時間に差が出て、ジオン公国軍側が拠点を撃破した時点で地球連邦軍側はまだ50%程度しか拠点を撃てていないという状態。森本少将がAKATUNA少将を撃破、板倉隊長が拠点を撃破して戦力ゲージは逆転したものの、今度は森本少将が落とされて再びジオン公国軍が優勢に。最後はそこまで持ちこたえていたユウ少将が落とされ、コストオーバーの敗北と、見ごたえのある試合展開でシャッフル大会は幕を閉じた。
「REV.2」最終回に登場した小学生将官・ジョウくんが登場 | ジョウくんの活躍で板倉隊長が拠点を撃破 |
戦局は終盤、わずかにコストリードを奪った板倉チームだが…… | 有終の美で飾ることはかなわなかった |
■ 「機動戦士ガンダム 第07板倉小隊」第3期が10月から放映決定!
そしてイベントはエンディングへ……というところで会場の照明が落とされ、プロジェクターに映し出されたのは、「第3期決定」の文字。しかも「10月から放送」という。何も聞かされていなかった登壇者たちは一同驚嘆のリアクションだったが、続いて流れたのは「出演者未定」というメッセージ……。今後の発表が楽しみだ。
板倉隊長以下、メンバーの誰にも知らされていなかったサプライズが最後に! | |
ついに第3期の放映が決定! しかし、出演者は「未定」…… | |
放送は10月から……どうなる? |
(C) 創通・サンライズ
(2012年 8月 15日)