SCEJ、PS Vita「リトルビッグプラネット PlayStation Vita」

タッチパネルやカメラまで、Vitaならではの機能をフル活用した新作


今秋 発売予定

価格:未定(PS Vitaカード版、ダウンロード版共に)



 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、PlayStation Vita用アクション「リトルビッグプラネット PlayStation Vita」を今秋発売すると発表した。価格、CEROレーティング共に未定。プレイ人数はオフラインが1人~2人、オンラインが1人~4人。

 「リトルビッグプラネット」は、可愛らしいキャラクター達が飛び跳ねながらゴールを目指していくアクションゲーム。プレイステーション 3版、PSP版のシリーズを通してアクションの自由度の高さも定評があるが、なんと言っても特筆すべきなのは、ステージを好きなように作り上げることができるクリエイティビティの高さ。

 PS Vita版では、スクリーン(タッチスクリーン)、背面タッチパッド、モーションセンサー、リア/フロントカメラ、そして通信機能など、PS Vitaのもつ機能がフル活用されている。クリエイトモードでは、録音した音や撮影した画像を使い、タッチパネルを使用してステージクリエイトが楽しめるという。もちろん今回も、作り上げたステージはWi-Fiを利用して公開することができる。

 プレイステーション 3版「リトルビッグプラネット」のコミュニティ「LBP.me」に対応。これまでのユーザーは同一のシステムのもと、コミュニケーションを取ることができる。ただし、PS3版、PSP版の「リトルビッグプラネット」で作られたデータとPS Vita版ではデータの互換性はない。


【ストーリー】

 地球に住む人々の夢が集まってできた「もうひとつの地球」リトルビッグプラネット。今回はそこに浮かぶカーニバルの惑星「カーニバリア」にリビッツが降り立つところからストーリーは始まる。

 かつては幸せに溢れていたはずの「カーニバリア」から、突如喜びと笑いが奪われていく。どうやら孤独な操り人形師「パペット・マスター」が悪の糸を引いているようだ。パペット・マスターの真の狙いを探り、「カーニバリア」に平和と幸福を取り戻すため、 リビッツは冒険へと旅立つ。

 壊れたおもちゃが残された森や、ジェットコースターが走るスリル満点の街、そしてぞっとするようなホラーマンションまで様々なステージを、「リビッツ」が駆け廻ることとなる。


今回も主人公はリビッツ。プラットフォームは変わっても、様々な冒険にチャレンジしていく喜びと笑いが奪われていく「カーニバリア」の謎を解いていくこととなる



タッチパネルを使用したインターフェイスが導入されているのが特徴の1つ。タッチして仕掛けを解いていくクリエイトモードでは、カメラで撮影した画像を素材として使用することができるようだ背面タッチもフル活用されている
【スクリーンショット】
高解像度のグラフィックスで、質感もバッチリ。今回はPS Vitaの持つ機能を使ったギミックも搭載され、より楽しい冒険が期待できそうだ

(C)Sony Computer Entertainment Europe. Developed by Tarsier Studios and Double Eleven Limited.

(2012年 6月 14日)

[Reported by 船津稔]