株式会社スクウェア・エニックスは、現在開発中のWii/Wii U用RPG「ドラゴンクエストX　目覚めし五つの種族　オンライン」（ドラゴンクエストX）の新情報を公開した。

　公開された新情報は、自由に動けるコマンド入力方式により展開するバトルシステムについて。さらに、これまでに紹介してきたモンスターよりもはるかに強いモンスター達の存在が明らかになった。

【「ドラゴンクエストX」の商品概要】

■ 自由に動けるコマンド入力方式でバトルが展開

　「ドラゴンクエストX」では、フィールドにいるモンスターに接触すると戦闘が始まり、パーティーの仲間達と一緒に一定のバトルエリアで戦いを繰り広げる。

　戦闘の基本的なシステムは、従来の「ドラゴンクエスト」シリーズと同じコマンド入力方式となる。しかも、コマンド入力が受け付けられている状態でも、バトルエリア内を自由に移動できる。また、コマンド入力が受け付けられている状態のまま放置していても、次のコマンド入力が受け付けられるまでの時間は先行して経過しているので、あせってコマンドを入力する必要はない。

バトルエリア内であれば、いつでも自由に動き回れる	一定時間が経過するとコマンドが表示される
今のコマンドを決定するのに時間がかかった場合は、すぐに次のコマンド入力が受け付けられる。あえてコマンド入力を遅らせることで、ほぼ連続してコマンドを入力することもできる

● すばやさが重要

　コマンドが受け付けられる間隔は、キャラクターのステータス「すばやさ」が影響する。「すばやさ」が高いほど、より多く攻撃できる可能性が高くなる。

「ピオラ」の呪文ですばやさ上げ、仲間の行動間隔を短縮！ 仲間どうしのコンビネーションでバトルを有利に展開していきたい

■ モンスターとの位置取り

　プレーヤーやモンスターが直接攻撃するには、相手に近づく必要がある。一方、呪文などは、詠唱した人を中心とした一定の範囲内にいるモンスターにダメージを与えるものもある。このように、直接攻撃や間接攻撃には射程距離があるため、モンスターとの戦闘では射程距離を考えた位置取りが重要となる。

範囲攻撃呪文は、モンスターの群れの中心に飛び込んで放ちたいところ	炎といった直線的な攻撃は、位置取り次第でかわすことができる

仲間の「ルミルミ」が敵の「じんめんじゅ」から狙われた！

● 動きを制限

　キャラクターの「おもさ」は、敵との位置取りに深く関わる要素の1つ。「おもさ」のバランスで相手に勝っていれば敵の動きを止めることができ、一時的に攻撃させないようにすることができる。

僧侶の「らむちゃん」が、「おもさ」を増やす呪文「ズッシード」を戦士にかけているところ		「おもさ」が重くなると、巨大な「じんめんじゅ」が「ルミルミ」を攻撃しに行くのを食い止められる

■ プレーヤーの行く手を阻む強敵たち

　「アストルティア」の各地域には、途方もない強さを誇るモンスターが生息している。今回はそのうち、「シルバーデビル」、「デビルアーマー」、「アークデーモン」の3体を紹介する。

【シルバーデビル】	【デビルアーマー】	【アークデーモン】
雪原に潜む白き悪魔「シルバーデビル」は、周囲全体にダメージを与える雷撃の呪文「ギガデイン」を繰り出す	巨大な剣を振り回し剣技を繰り出す。「かえん斬り」は、炎をまとった必殺の一撃だ	上級悪魔。一定の範囲内にいる相手を巻き込む呪文「イオナズン」を唱えてくる強敵