スクエニ、アーティスト達による対戦大会「Call of Duty Survival」を開催
CHEMISTRYの堂珍嘉邦さんや、レゲエアーティストのRYO THE SKYWALKERさん等が参加


8月10日収録

場所:MTV Japan本社


 株式会社スクウェア・エニックスは8月10日、ミュージック・チャンネル「MTV」とコラボレートし、PS3/Xbox 360/Win「コールオブ デューティモダン・ウォーフェア2(以下、「MW2」)」でアーティストやタレント達が戦いを繰り広げる「Call of Duty Survival」を開催した。

CHEMISTRYの堂珍嘉邦さん
レゲエアーティストのRYO THE SKYWALKERさん
レゲエアーティストのMOOMINさん

 このイベントは9月2日に発売されるPS3/Xbox 360「MW2」の新価格版の発売を記念して企画されたもので、男性デュオCHEMISTRYの堂珍嘉邦さん、空手家の武蔵さん、女優・モデルの加藤夏希さん、お笑い芸人の響さんなど10名が参加した。大会の模様は「MTV」により10月中旬に放映される予定なので、試合の詳細や結果等については番組をご覧頂きたい。本稿では8月10日に行なわれた試合風景をお伝えしたい。なお、正式な番組の放映スケジュールなどは、改めて発表される予定となっている。

 「Call of Duty Survival」は渋谷区神宮前のMTV Japan本社内のスタジオ収録の形で進行した。8月10日には、CHEMISTRYの堂珍嘉邦さんと、レゲエアーティストのMOOMINさん、同じくレゲエアーティストのRYO THE SKYWALKERさんの試合が行なわれた。試合はトーナメント形式で行なわれた。勝敗は10月の放送で明らかになるため、、堂珍さんの対戦相手、そしてMOOMINさん対RYO THE SKYWALKERさんの試合がトーナメントのどこの段階で行なわれたかは、秘密である。

 試合は各アーティストがパートナーと共に参加し、制限時間10分の3本勝負という形で行なわれた。1キル100ポイントで、5,000ポイント取るか、時間終了時にポイントが多いチームが勝ちとなる。「MW2」では対戦を繰り返すことでキャラクターを成長させることができるが、今回は、レベル3のキャラクターを使用する。基本的な武器は使えるが、特殊能力のPerkは選択できない状態だ。

 ゲーマーとしても知られる堂珍さんは「MW2」もプレイしているという。対戦マップは「Highrise」。2つのビルがヘリポートで繋がっている構造で、ヘリポートか1階層下のフロアで激しい戦いが繰り広げられる。堂珍さんは「おっしゃー」と気合いを入れて、試合に臨んだ。

 最初「シールドを使うといい」というアドバイスにシールドを持つも、「速く走りたい」、「逃げ腰だな」といってアサルトライフルとショットガンの武装に変更、パートナーは積極的に前に出るが、堂珍さんはどちらかといえば慎重に戦うスタイルだった。序盤は下層部分を進むも、相手が上の階を中心に戦っているのを見て戦う場所を変更、張り出している足場がお気に入りで、ここで身を隠し、「一緒にここで背中をカバーしよう」とパートナーを誘う場面もあった。

 レゲエアーティスト同士の戦いとなったMOOMINさん対RYO THE SKYWALKERさんの一戦。2人はゲーム仲間でオンラインで良く手合わせをするという。RYO THE SKYWALKERさんは「コールオブ デューティ2」からのシリーズのファンで、「MW2」は「やっていて気持ちいいし、どんどん良くなっている。戦いの部分だけじゃなくて、成長の確認など、ゲーム以外の進化で良くなっている」とコメント。

 MOOMINさんはRYO THE SKYWALKERさんに奨められて「MW2」をプレイするようになったという。リアルさと共に、シングルプレイのストーリーもお気に入りとのことだ。MOOMINさんのお子さんが生まれてからは、対戦は「お子さんが寝てから」とRYO THE SKYWALKERさん達がちょっと気を使って誘っているとのことだ。

 対戦ステージは「Scrapyard」。飛行機の残骸が散らばる工場で、大きさそのものは狭いが隠れる場所は多い。試合序盤では両チームとも無言で探り合いが続く。RYO THE SKYWALKERさんのテンションは高めで、MOOMINさんも引っ張られるように「がんばんねえと」と気合いを入れていく。真剣な戦いを和ませるようにRYO THE SKYWALKERさんは、「倒されたとき、再出現時までやられたリアクションをしよう」といった冗談を言う場面もあった。

 2人はもちろん、パートナーもゲームをやり込んでいるようで、時には大胆に走り回り、時には待ち伏せをして敵を倒していく。グレネードで的確に敵を撃ち、相手に接近してナイフで倒す。対戦画面は観客席に映し出されており、両チームの戦いに観客席からは頻繁に「おお!」といった歓声が上がった。RYO THE SKYWALKERさんは倒したときに「今、こちらに気付いてましたよね」といったコメントをするのに対し、MOOMINさん「うわ、くっそ」という感じで倒されたときに声を発することが多かった。

 両チームが巧みに使っていたのが相手を連続して倒したときに使えるボーナス「キルストリーク」。相手の位置をマップに表示する「UAV」や、様々なアイテムが入っている「救援物質」、さらには相手の頭上にミサイル攻撃できる「プレデターミサイル」まで使える。両チームともこれらを積極的に使い、相手を追いつめていた。お互いをカバーし、時には挟み撃ちにする2対2ならではの息のあった連係プレイも見応えがあった。

 アーティスト達がイベントの体験プレイではなく、やり込んだゲームで本気で対戦する姿というのは新鮮だ。特にうまいプレーヤーの戦いは参考になる上、いつもの彼等とは違った一面も見られて、楽しい。この試合の模様はMTVで10月中旬に放映予定とのことで、アーティストのファン、ゲームファンはチェックして欲しい。


MOOMINさん対RYO THE SKYWALKERさんの対戦風景。非常に白熱した戦いだった

【「Call of Duty Survival」参加アーティスト】
10人の参加アーティスト。彼等の戦いは10月中旬の放送で見ることができる

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