KDDI、EZweb「ぷよぷよフィーバーDX」ゲームイベント開催

マツコ・デラックスさんと優木まおみさんがBluetooth対戦


3月20日 開催

会場:Club Camelot



黒い衣装で登場したマツコ・デラックスさん

 KDDI株式会社は3月20日、株式会社セガのEZweb用パズルゲーム「ぷよぷよフィーバーDX」を使ったゲームイベント「GAME CENTER au!」を、渋谷のClub Camelotにて開催した。

 このイベントでは、事前に公開された告知サイトを見て来場した一般参加者同士で対戦を行ない、その優勝者とタレントのマツコ・デラックスさんが対戦するという企画。さらに参加者を応援するため、タレントの優木まおみさんも来場した。

 一般参加で優勝した男性と対戦するマツコ・デラックスさんは「ラスボス」としての起用だったが、ステージに上がるやいなや「『ぷよぷよ』暦5分」と、先程初めて触ったことを告白。しかしスタッフから勝つための秘策があると告げられ、ステージの裏へと入っていった。ほどなくステージのカーテンが開くと、マツコ・デラックスさんは「GAME CENTER au!」のイベント名にちなんだアーケードゲーム筐体のような形のボックスの中に入れられていた。

 余計なハンデを背負ったマツコ・デラックスさんは、不服そうな表情をしつつも対戦を開始。しかし腕の差もあり、あっという間に惨敗してしまった。対戦中は「この銀色のは何!」と大騒ぎしたマツコ・デラックスさんは、どうやら「おじゃまぷよ」の存在も知らされていなかったようだ。

なぜかゲーム筐体風ボックスの中に入れられてしまうマツコ・デラックスさん。前にあるスティックはお飾りのようこれが秘策? と不満げな表情のまま、携帯電話を持たされて対戦へ楽屋で5分ほど練習しただけだそうで、一般参加者の優勝者を相手にするにはさすがに厳しかった

マツコ・デラックスさんとは対照的な白い衣装で登場した優木まおみさん

 続いて、応援に駆けつけたはずの優木さんが、次回イベントの「ラスボス」をかけた対戦をマツコ・デラックスさんに挑んだ。「ぷよぷよ」については「連鎖はできないけれど、コツコツと消していく」と少々の経験があることを覗かせた。

 経験からすると優木さん有利かと思われた対戦だったが、マツコ・デラックスさんも操作に慣れたか、うまく積み上げて消していくようになり、意外といい勝負に。最後はお互いに高く積み上げながらも、辛くも優木さんが勝利を勝ち取った。勝った勢いで「これからは、まおみ・デラックスを名乗ります! マツコさんはただのマツコになってください」と言う優木さんに、マツコ・デラックスさんは「この場だけなら……いろいろ、収入とかもあるし」と急にリアルな話で切り返した。

 対戦後に感想を聞かれた優木さんは、「携帯で近くの人とBluetooth対戦ができるのがすごく楽しい。我を忘れて戦ってしまいました」とコメント。それを聞いたマツコ・デラックスさんは、「対戦できることがウリだったの? 画期的じゃない!」、「ところでBluetoothって何?」と、全く「元ラスボス」の立場のないコメントを連発していた。

 「普段ゲームを遊ぶか」という質問には、優木さんは「移動の時間にニンテンドーDSやPSPでは遊ぶけれど、荷物が増えるので、いつも持っている携帯で楽しくできるならいいですね」と答えた。対するマツコ・デラックスさんは、「『シーマン』がやりたくてドリームキャストを買ったわよ。セガさん絡んでるからいいだろ? 失敗したゲーム機だけどさ」と辛口のコメントで会場を沸かせた。


次回の「ラスボス」をかけて2人が対戦。始まる前から余裕の表情が見える優木さん
序盤は押され気味だったマツコ・デラックスさんが徐々に挽回し、なかなかいい勝負に。最後は優木さんの粘り勝ち
来場者へのプレゼントとして配られたTシャツに、1枚だけ優木さんがサインを入れ、当選者の携帯(来場者には対戦用の端末が渡されていた)に電話して知らせた

(2010年 3月 23日)

[Reported by 石田賀津男]