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Insomniac Games、創業者のTed Price氏が代表退任へ。「ラチェクラ」や「Marvel's Spider-Man」を手掛ける

【Insomniac Games:Ted Price氏の退任】

1月23日 発表

 Insomniac Gamesは1月23日、同スタジオの創業者でありプレジデントを務めるTed Price氏が3月いっぱいをもって退任すると発表した。

 Insomniac Gamesは1994年にTed Price氏が設立。以来30年間に渡ってスタジオを率いており、これまでに「スパイロ・ザ・ドラゴン」シリーズや「ラチェット&クランク」シリーズ、「Marvel's Spider-Man」シリーズといったヒット作を手掛け、2019年にはソニー・インタラクティブエンタテインメントへ買収され、PlayStation Studiosの一員となった。

 Ted氏は現在のInsomniac Gamesを“今までにない万全の体勢”と評し、開発中のタイトルが「すべて非常に美しく、ゲームプレイも素晴らしい仕上がりになった」ことから3月いっぱいで代表を退任すると発表。2024年の時点で既に決断していたこと、これからはInsomniac Gamesファンとしてゲームを楽しむと明かし、ゲーム業界から身を引くとしている。

 今後はChad Dezern氏、Ryan Schneider氏、Jen Huang氏の3名がInsomniac Gamesの共同責任者としてスタジオを統括。共同責任者の3名について、Ted氏は「まさに理想のリーダーシップチーム」とコメントしており、PS Blogでは共同責任者3名による「Insomniac Gamesの今後の展望」も公開されている。

□PS Blog「Insomniac Gamesの今後の展望」のページ

Ted氏は過去にGAME Watchのインタビューにも答えてくれていた
新たに共同責任者となる3名。左からChad Dezern氏、Ryan Schneider氏、Jen Huang氏