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にゃんこらしい動きが可愛い「九魂の久遠」をハピネットゲームフェスで先行プレイ!

死んで強くなるシステムや、切り絵風のビジュアルなど見どころ多めの2Dアクション

【ハピネットゲームフェス!~2024春の陣~】

開催日程:
3月15日(商談会)
3月16日(一般向け)
会場:ベルサール秋葉原

【九魂の久遠】

5月30日 発売予定

価格:
5,280円(通常版)
9,980円(限定版)

 インティ・クリエイツは、イベント「ハピネットゲームフェス!~2024春の陣~」にてプレイステーション 5/Nintnendo Switch用アクション「九魂の久遠(くこんのクオン)」を試遊出展している。

【九魂の久遠 - 発売日告知映像】

 「ハピネットゲームフェス!~2024 春の陣~」はハピネット主催のゲームイベント。インディーゲームを中心に発売済み・発売前の作品が遊べる催しで、ゲームの試遊のほかにグッズの販売なども行なわれるイベントとなっている、一般向けの開催に先駆けて本日3月15日に商談会が行なわれ、こちらで一足早くプレイできた「九魂の久遠」について紹介する。

 「九魂の久遠」はインティ・クリエイツが5月30日に発売を予定しているアクションゲーム。現世で死んでしまい冥界で目覚めた黒猫の「クオン」を主人公に、現世へと帰るべく、敵がはびこる冥界を進んでいく。インティ・クリエイツといえば「ガンヴォルト」シリーズなど様々な2Dアクションゲームを手掛けるメーカーで、本作も本メーカーの強みを活かした2Dアクションが楽しめるタイトルだ。

 基本的にはステージクリア型となっており、様々な仕掛けや敵を退けながらゴールに向かいボスを倒すことが目的となるが、“死ぬと強くなる”という特殊なシステムが採用されている。クオンは猫なので最初の段階では敵に攻撃することができない。また、クオンは各ステージごとに9回まで死ぬことができる。そのたびに様々な能力が付与され、敵に攻撃できるようになったり、ジャンプ回数が増えたりと様々な能力を獲得。それによりより簡単にクリアできるようになるが、それにより猫のクオンが人型になっていくなど“猫ならざるもの”へと変貌してしまう。

今回遊んだデモ版は基本的に左に向かって進んでいく構造のステージとなっていた
死んでしまうと攻撃手段などの能力を獲得

 この塩梅が絶妙な作品で、死ぬことで強くなるが、現世で飼い主にかわいがられていた頃の姿から変わっていってしまうため、ミスをしないようにクリアを目指すのか、はたまた力を得ながら進んでいくのかといった選択を迫られる。

 ゲーム自体は攻撃手段なしでクリアができるようになっており、各ステージの最後に待つボスに対しても、回避だけで攻略できる。しかし、ステージ内には多くの初見殺しギミックが満載で、最初のプレイから死なずにクリアするというのはかなりの難易度になるだろう。

攻撃なしでもクリアできるが中々の難易度
最終的にはマルチエンディングになっているという

 基本的には2Dアクションゲームだが、主人公が猫であることを活かした要素も多数存在。高いところから飛び降りてもへっちゃらだったり、壁ジャンプで軽快にステージを駆け抜けたり、縮こまって狭い場所を進んだりと、猫らしい多彩なアクションも見どころとなる。プレイした際には飼い主に再会するため、一生懸命に頑張るクオンの動きにも注目してほしい。

 また、本作は切り絵のようなビジュアルが特徴的だが、ステージの合間にはかなりストーリーも展開される。ここでは飼い主とクオンの思い出が描かれるなど、アクション要素以外にも魅力が詰まった作品になっている。会場では本作の冒頭をプレイできるデモ版が試遊出展されているため、足を運んだ際にはプレイしてみてはいかがだろうか。

ここでは周りが壁で囲まれているように見えるが……
縮こまって細い道を進むことができる。ステージはくまなく探索するのが良いだろう
クオンは上下の移動もへっちゃら!
会場の外には大きな展示も用意されていた