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富士急ハイランド、「ド・ドドンパ」営業終了を決定

リスク完全除去の具現化が困難という結論に至ったため

3月13日 発表

 富士急ハイランドは3月13日、パーク内アトラクション「ド・ドドンパ」について、営業を終了することを発表した。

 「ド・ドドンパ」は最高時速180kmに達する富士急ハイランドを代表するコースター。利用者の負傷訴えが相次ぎ、2021年8月から営業を休止していた。

 今回の発表によると、国土交通省昇降機等事故調査部会による原因究明と再発防止策の調査・検討が進められている中で、リスクの完全除去や安全運行を確信できる手段について協議を重ねてきたが、具体化は困難であるという結論に至ったため、営業終了を決定したとのこと。

 「多数のお客様から営業再開のご要望をいただいておりましたが、それにお応えすることができない結果となり、誠に申し訳ございません。また、せっかくご来園いただいたにも関わらず、負傷されてしまいましたお客様におかれましては、心よりお見舞いを申し上げます。引き続き当社は、すべてのお客様の安全・安心を第一に営業して参ります」としている。

□「ド・ドドンパ 営業終了のお知らせ」のページ