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ジブリパーク開園後「愛・地球博記念公園」来園者数が増加傾向に

「第5回ジブリパーク構想地域連携協議会」の資料公開

1月29日 公開

 愛知県は1月29日、「第5回ジブリパーク構想地域連携協議会」における資料を公開した。

 「ジブリパーク構想地域連携協議会」は、「ジブリパーク」の運営や関連地域の活性化などについて議論を行なう場として2019年12月より開催されてきた。2023年12月27日に開催された第5回目の議題は、ジブリパーク開園後の変化と周辺地域活性化に向けた対応について。愛知県のホームページに設けられている特設ページにて、その内容に関する資料が公開された。

 資料によると、「ジブリパーク」が開園した2022年11月から2023年10月までの「愛・地球博記念公園」の1年間の来園者数は約261万人であり、開園前と比べて大幅に増加しているとのこと。また、公園来園者の属性についても変化がみられており、男女別では女性が大幅に増加。来園した女性の年齢構成をみると、20代女性が3割超え、20〜30代女性が5割超えといずれも増加傾向にあることが明らかとなった。

 また、来園者の居住地割合では県外からの来園者が3割超に増加。海外からの来園者についても全体的に増加傾向にあるとし、国籍別では非アジア圏からの来園者が大幅に増加。「ジブリパーク」開園前には5%だった米国からの来園者は開園後に22%になるなど、明らかな変化が起きていることを確認できる。

 「ジブリパーク」では「となりのトトロ」に登場するネコバスをイメージした「APMネコバス」の運行、新エリア「魔女の谷」など魅力的なコンテンツが登場予定。今後のさらなる発展に期待したい。

□資料「ジブリパーク開園後の『愛・地球博記念公園』来園者の変化について」のページ