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リッチな3Dアニメ内で戦う縦シュー「CYGNI: All Guns Blazing」を体験【#TGS2023】

見た目は激しめ、でもアシスト機能で誰でも楽しめる作品に

【CYGNI: All Guns Blazing】

2024年 発売予定

価格:未定

 コナミデジタルエンタテインメントは、東京ゲームショウ2023のコナミブースにて2024年発売予定のプレイステーション5/Xbox series X/S/PC(Steam)用シューティング「CYGNI: All Guns Blazing」を試遊出展している。

 本作は長い間失われていた文明が眠る惑星「CYGNI(シグニ)」を舞台に、襲いかかってくるエイリアンたちに立ち向かっていく縦スクロールタイプのシューティングゲームとなっている。プレーヤーは戦闘機のパイロットとなって奇襲攻撃を仕掛けてくるエイリアンから「シグニ」を守る防衛線として、そして生き残るために最前線へと出撃していく。

 イギリス・スコットランドの開発チームKeelWorksが手掛ける作品で、今回の試遊ではステージ4と5をプレイすることができた。今回はゲームの魅力を紹介したい。

【CYGNI: All Guns Blazing / ストーリートレーラー】
【CYGNI: All Guns Blazing STAGE【TGS2023】】

3Dアニメーション×縦スクロールシューティングの迫力

 本作におけるステージにはそれぞれ帰還を目指すものや危険な場所を調査に向かうものなど目標が設定されている。プレーヤーはステージごとに目標達成を目指して無数のエイリアンのいるステージを駆け抜けていく。

プレーヤーは惑星し「シグニ」の防衛最前線に出るパイロットとなる

 攻撃は銃撃とレーザー、地上への爆弾攻撃をすることができる。また、敵を追尾するホーミング弾やサブ射撃も搭載されており、攻撃のバリエーションも豊富だ。エイリアンを倒した時にドロップするエネルギーを集めることで、攻撃にエネルギーを追加してより強い攻撃をすることができるようにもなっている。また、エイリアンたちの攻撃も弾幕攻撃やレーザーを使ってこちらの行く手を阻むなどバリエーション豊富な攻撃を仕掛けてくる。

 ベースとなっているのは縦スクロール型のシューティングだが、自機や敵、そして背景に至るまでふんだんに3Dモデルが使われており、画面全体が目まぐるしく動きながらゲームが進んでいく。リッチでスピード感のある3Dアニメーションの中を、泳ぐようにかいくぐりながら戦っていく。

 どんどん変わっていく困難なシチュエーションを潜り抜けていくのは緊張感もあり、うまく進めた時の達成感も大きい。ステージの最後にはさらに演出がド派手になる巨大なボス戦も用意されており、手応えのあるバトルを楽しむことができる。

誰でもシューティングを楽しめるように搭載されたアシスト機能

 一見すると難しそうにも感じるが、本作では銃撃のホーミング弾やいつでも使うことができる無敵モードなど、シューティングに不慣れでもしっかり遊ぶことができるようになっている。

 エイリアンを自動追尾してくれるホーミング弾を使えば、自動的に攻撃を当ててくれる。そのため、トリガーを引いておくだけで攻撃できるため、自機の移動はエイリアンからの攻撃を避けることだけに集中することができる。加えて無敵モードを発動すればエイリアンの攻撃を気にすることなく、シューティングに集中することができる。

 この2つの機能を使うことで、苦手なところをカバーしながらステージ攻略を楽しむことができると感じた。もちろんシューティングが得意な人はこれらの機能を使わずにプレイすることでより手応えのあるシューティングをプレイできると感じた。

 本作はこれらの機能を利用することでどんなプレーヤーでも同じステージを楽しむことができるのも魅力の1つだ。

様々な機能で誰でも楽しくシューティングを楽しむことができる

美しいグラフィックスと重厚なBGMも魅力

 本作は映画のような美しいグラフィックスとフルオーケストラ楽曲が採用されており、惑星「シグニ」の世界を楽しむことができる。そして、本作は美しいビジュアル表現でありながら、往年の縦スクロールシューティングらしいポイントも押さえているためにどこか懐かしさを感じる。この新しくも懐かしい体験は縦型シューティングが好きなプレーヤーには必見だ。一方であまり縦シューティングに馴染みのない人はホーミング弾などアシストしてくれる機能を使うことで迫力のアニメーションを楽しみながら、歯ごたえのある戦闘を楽しめる作品だと感じた。

 気になった方はぜひコナミブースの「CYGNI: All Guns Blazing」エリアに足を運んでみてほしい。

グラフィックスがとても美しい。でもどこか懐かしい本作