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「コブラ」などを手掛けた漫画家の寺沢武一氏が心筋梗塞のため9月8日に死去

9月8日 死去

 漫画家の寺沢武一氏が心筋梗塞のため9月8日死去した。享年68歳。

 寺沢武一氏は、SF漫画「コブラ」などを手掛けた漫画家。1998年に悪性の脳腫瘍が見つかり、3度の手術による治療・リハビリを繰り返していた。その後遺症により左半身が麻痺し車椅子生活を余技なくされていたが、その後も意欲的に漫画制作を続け、2019年には「コブラ」の新作となる「COBRA OVER THE RAINBOW」を発表した。

 9月11日、寺沢氏の公式X(旧Twitter)アカウント「ブイチギルド」にて寺沢プロダクションの代表である古瀬学氏が「寺沢武一ファンのみなさまへ」とした訃報を公表。「漫画家・寺沢武一は2023年9月8日に永眠しました。3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした。」と伝えた。

 なお、葬儀については家族のみで執り行われるとのこと。

「ART of COBRAとか。II~帰ってきたヤツ~寺沢武一原画展」より
コブラ新作「COBRA OVER THE RAINBOW」