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「Apex Legends」、ランクリーグでマスターティアが“インフレ”。シーズン18での改修を発表

【Apex Legends:ランクリーグの改修】

7月19日 発表

 Electronic Artsは7月19日、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC用バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」において、ゲームモード「ランクリーグ」の改修を発表した。

 「Apex Legends」のランクリーグは、5月9日より開幕となったシーズン17「アーセナル」で大幅に改修。それまでのランクポイントに代わり”ラダーポイント(LP)“が導入され、エントリー費用がどのティアも一律になったほか、キル数のみならず試合の順位が重要になってくる“競技性の高いスコアシステム”が採用された。

 だが、これらのシステムによってシーズン17では、最上位ティアの「Apexプレデター」に次ぐ「マスター」の人口が大幅に増え、“インフレが起きた”と発表。実際、発表にあわせて公開されたシーズン17のランク分布では、マスターの人口が全ティアの中で一番多くなるという異常事態が起きていることを確認できる。

 そこでシーズン18では、試合ごとに獲得できるラダーポイントが減少。さらにダイヤモンド以上のティアでは、エントリー費用やポイントの損失が増加するルールが設けられるほか、最小撃破ボーナスの増加、リング外でのダメージ調整など、ランクリーグの安定性とチューニングに焦点を当てると発表した。これらの変更が、シーズン18のランクリーグにどのような影響をもたらすのかが期待される。

シーズン17でのランク分布。マスターティアの人口が一番多いことが確認できる