ファミコン40周年！ レトロゲームを取り揃えるBOOKOFFの取り組みを紹介

任天堂は「ファミコン40周年キャンペーンサイト」をオープン

　ブックオフコーポレーションは、「ファミコン」40周年に合わせて、「BOOKOFF」のレトロゲームに対する取り組みを公開した。

　近年、Z世代からミレニアム世代まで、幅広い世代から注目を集めている「昭和レトロ」。令和にはない、昭和時代のノスタルジックな雰囲気が支持されている。これに合わせて、当時社会現象を巻き起こした「ドラゴンクエストIII」リメイク版の発売が決定したり、当時のアーケードゲームに使用されたアーケードスティックが発売されたりするなど、昭和の懐かしいレトロゲーム商品が登場。「ファミコン」の発売日である7月15日に40周年を記念する「ファミコン40周年キャンペーンサイト」もオープンしている。

　昭和レトロゲームは、昭和を生きた中年者からは懐かしいという理由で支持されており、Z世代からは、不便で不完全なアナログ製品やサービスといった非デジタル感を新鮮に感じられるところも支持されている。昭和レトロゲーム特有の温かみのあるドット柄などノスタルジックなデザインや色彩といった、独特の世界観も、Z世代にとっての魅力の1つかもしれない。

「BOOKOFF」のレトロゲームに対する取り組み

　BOOKOFFでも、注目を集めているレトロゲームの買取を積極的に行なっている。都内の店舗では、近年、レトロゲームPOPを掲示し専用コーナーを展開。試遊台の設置や定期的な買取キャンペーンも実施しており、5月のレトロゲーム売上は昨対比158.5%と増加しているという。今後もBOOKOFFは、レトロゲームのみにとどまらず、子供から支持されているNintendo Switchや、40代、50代には「ファミコン」、「スーパーファミコン」等、家族で来店したユーザーが、世代を問わず楽しめ、ゲームを通してコミュニケーションを図ることができる、店舗、売場づくりを目指していく、としている。