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オンライン麻雀「Maru-Jan」に麻雀AI「KIRIN」が登場

上位0.008%のプレーヤーを学習したAIが最適打牌を提案

【麻雀AI「KIRIN」Ver.0.1】

7月18日 公開

 シグナルトークは7月18日、同社が運営するAndroid/iOS/PC用オンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan」において、麻雀AI「KIRIN」Ver.0.1を公開した

 「KIRIN」は、「Maru-Jan」の牌譜を解析・評価するAI。AIが牌譜を解析し各種数値化、最適打牌を提案する。AI学習には「Maru-Jan」会員160万人の中で平均着順2.30以下という上位0.008%のトップクラスの麻雀プレーヤーデータが7,000万局面使用されている。1半荘分の解析料金はMaru-Janポイント20ポイント(20円相当)。

 AI解析結果では、打牌別の局収支・半荘収支・予測順位・和了率・和了期待値・聴牌率を、局面ごとに確認でき、AI推奨打牌と実際の打牌を比較できる(局収支:局の得点の予測値。半荘収支:オカウマ含む半荘の予測スコア。和了期待値:和了率と和了点数を踏まえた期待値)。

 また、「KIRIN」の登場を記念して「Maru-Jan」全会員へ500ポイント(500円分)が贈呈される。新規会員も対象。期間は8月20日までとなっている。

 なお、Ver.0.1は初期バージョンであり、今後もデータ学習やユーザーの意見を元に研究開発を続け、次々とバージョンアップされる予定だという。

【麻雀AI「KIRIN」解析例】
解析例(1):実戦は四萬切りだが、AIは7索切りを推奨している。どちらも完全一向聴だが、7索切りはタンヤオの可能性が残り、打点の面で四萬切りより優れているとAIが評価した
解析例(2):実戦は3筒切りのダマテンだが、AIは3筒切りリーチを推奨している。打牌は同じだが、リーチすることで局収支と和了率が上がり、ダマテンよりも優れているとAIが評価した