ニュース

「スパイファミリー」や「シュタゲ」などの“ファストコンテンツ”配信の男が著作権法違反疑いで逮捕

ゲームのムービーのみネタバレ動画なども配信

5月18日 発表

(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

 宮城県警察本部生活環境課と南三陸警察署は5月17日、アニメ「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」や「SPY×FAMILY」、その他ゲームプレイ動画を無断でYouTubeにアップロードしていた男性を著作権法違反の疑いで逮捕した。

 今回逮捕された男性はアニメを無断で編集し、字幕やナレーションを付けたいわゆる「ファストコンテンツ」としてアップロードし不正に広告収益を得ていた他、著作権者がガイドラインで禁止しているゲームのプレイ動画についても無断で配信しており、2019年より長期間にわたって無断アップロードを続けていた。

 今回の逮捕について著作権侵害に対処している一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は声明を発表。2022年末に判決が出た「ファスト映画事件」同様に、著作権者の許諾なくアニメやゲームなどを悪質な“ネタバレ”を含む編集を行なったうえで広告費を得る行為について糾弾している。また、CODAは今後も「日本コンテンツの不正利用の一掃と著作権の適正な保護に努めてまいります」としている。

CODA「ガイドライン違反の『ゲームプレイ動画』アップローダーを逮捕」のページ