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【JAEPO2023】水鉄砲で敵を倒す! AC用シューティング「ガンガン水でっぽう」試遊レポ

敵がインク浴びて爆発四散! 「スプラトゥーン」みを感じる面白さ

【 ジャパン アミューズメント エキスポ2023(JAEPO2023)】

開催日程:2月10日~11日

会場:幕張メッセ国際展示場 9・10ホール

 日本アミューズメント産業協会が開催するイベント「ジャパン アミューズメント エキスポ2023(JAEPO2023)」にて、バンダイナムコテクニカのAC用新作水鉄砲シューティング「ガンガン水でっぽう」が展示されている。

 「ガンガン水でっぽう」は、人型のネズミに水を当てて倒していくAC用水鉄砲シューティング。バンダイナムコテクニカは過去に最大2人プレイ可能な「水でっぽう大冒険」や「サブマリンレスキューmini」も展開しており、基本的なシステムはそのままに、今作では3人での協力プレイが可能となっている。水で遊ぶアーケードゲームということで、珍しかったのでプレイしてみた。

雰囲気はAC版「スプラトゥーン」!?

 水鉄砲で遊ぶ「ガンガン水でっぽう」だが、画面内に表示される水は色が付いており「スプラトゥーン」で撃ち合うインクの様だった。3人プレイ可能ということもあり、どの水が誰のものが分かり易くなっているのは非常に親切だ。なにより、カラフルなインクで人型ネズミ(敵)を“ベタベタ”にして倒していくのは中々に爽快感があった。

 筐体も大き目で、大人3人が並んでプレイしてもそんなに窮屈に感じなかったので、いろいろな組み合わせの友人・知人・家族とプレイできる。肝心の水の発射方法だが、前述した「水でっぽう大冒険」や「サブマリンレスキューmini」よりも進化しており、手元の「水でっぽう」についた2つのレバーを、中心にむかって引き合わせる動作をすることで威力が増すというものとなっている。

 ゲームの進行はAC用シューティングでよくみられる自動的にプレーヤー達が移動し、画面に敵が現れるというもの。短い試遊時間ながらも、色々なタイプの場面が登場したので飽きがこなかった。敵がやられる時にはインクまみれになって爆発するのも可愛らしい。

 ちなみに、シューティングゲームによくある「リロード」などの操作はなく、ゲーム開始時に手元の「水でっぽう」についた「START」ボタンを押すと水がずっと出続けていた。そのため敵を狙うのとレバーの引き合わせに注力できるので、シンプルな操作となっている。

通常時は細い
ミストも度々出るので臨場感UP
威力が増えると太い水の周りに細い水が出るようになる
強力になっても一定時間で切れる

疲れるけど楽しい! 若干の郷愁も

 このレバーを引き寄せる動作が非常にハードなものとなっており、筆者は本稿を書いている今も若干腕の疲労を感じている。子供に付き合って一緒にプレイする世の親御さんには結構ハードそうだ。しかし、子供にとってみればレバーを引き合わせながら敵を狙うという2つのことを同時にするため“器用さ”が上がりそうだ。しかも水鉄砲なので純粋に楽しい。筆者も少し子供の頃の水遊びを思い出した。

 それにしても本当にモニターに水が“ドバドバ”と当たっているので若干心配だったのだが、全く問題なさそうだった。加えて、前述した様に“水”を本当に撃っているので臨場感も高い。他の人がゲームセンターでプレイしていたら興味が出てやりたくなる人も多そうだ。ちなみにプレーヤー側は濡れないので濡れたくない人も安心だ。