OLC、TDRの年間パス再開は「従来の枠組みでは難しい」と明言

　オリエンタルランドは、1月30日に行なわれた「2023年3月期 第3四半期決算電話説明会」の質疑応答にて「年間パスポートの今後の方向性や考え方」に触れ、「従来の枠組みでの再開は難しい」と明言した。

　オリエンタルランドによれば、年間パスポート利用者は過去にかなりの頻度で来園していたという。そのため入園者数を制限している現状の体制において、過去と同様の枠組みでの再開は困難だとした。

　一方で、年間パスポートのユーザーはコアファンで重要だと捉えており、コアファンに対する施策は担当部署で検討しているとも語られている。

　このほか質疑応答では、2024年春開業予定の新エリア「ファンタジースプリングス」の工事の進捗状況や、入園者数制限の今後、インバウンド需要の見立てなど、様々な意見が交わされている。

□オリエンタルランド「2023年3月期 第3四半期決算電話説明会 質疑応答」資料