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サイプレステクノロジー製「HDMI変換器」が「kirikaeki.net」にて販売開始

3種5つの入力ポート搭載。複数画面の切り替えがスムーズに

長岡頼（クラフル）

2022年11月2日 16:34

【HDMI変換器（型番：CSC-109TX）】
11月2日発売
価格：154,000円（税込）

　サードウェーブは、映像設備の切替器を専門に取り扱う「kirikaeki.net」にて、Cypress Technology（サイプレステクノロジー）製の新製品「HDMI変換器（型番：CSC-109TX）」を11月2日より販売開始した。価格は154,000円（税込）。

　本製品は、5つの映像入力（HDMI×2、USB-C×1、VGA×2）からHDMIおよびHDBaseTへの出力が可能な変換器。ボタンによる簡単な操作で切り替えられる。映像や音声、マイクをHDMIに出力できるため、大規模なセミナー会場などでの複数のPC画面切り替えをスムーズに行ないたい場合などに適している。

　PoH（Power over HDBaseT）に対応しており、受信機側のACアダプタが不要。電源がない場所でも使用できる。また、HDBaseT出力ポートよりCaT6A/7ケーブルを利用することで、4K@24/25/30Hzおよび4K@50/60Hz（4:2:0、8bit）を最長100mまで延長可能だ。

「HDMI変換器（型番：CSC-109TX）」特長

Type-Cポートからデバイス機器へ電源供給が可能

　USB Type-Cポートに接続されたデバイス機器には最大60Wの電力を供給することができる。ただし、20V/5A給電に対応したUSB Type-Cケーブルが必要。

様々な映像・音声信号をHDMI信号へ変換可能（スケーラー機能あり）

　PCやDVDプレイヤーなどから出力されるVGA/HDMI/USB Type-Cの映像・音声信号をHDMI信号へ変換するため、HDMI端子搭載機器（テレビ、プロジェクタ etc）へのデジタル映像の表示や音声出力が可能。

　スケーラー機能によりHDMI出力は、最大4K@50/60Hz（4:4:4、8bit）、HDBaseT出力は、最大4K@60Hz（4:2:0、8bit）の4Kデジタルの高画質・高音質出力を含め、好みの解像度に変換できる。

変換器でありながらHDBaseT出力を搭載

　HDBaseT出力を搭載しており、HDBaseT対応の受信機などを活用すると、ミラー出力が可能。また、CaT6A/7ケーブルを利用すれば 4K@24/25/30Hzおよび4K@50/60Hz（4:2:0、8bit）を最長で100mまで延長できる。
（CaT5e/6ケーブルは1,080pを100mまで、4K@24/25/30Hzおよび4K@50/60Hz（4:2:0、8bit）を70mまで延長可能）