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元ファミ通ライター、「FFXIV」での迷惑行為“MPK”で謝罪

ファミ通運営元が「誠に遺憾」と発表

7月19日 発表

 KADOKAWA Game Linkageは7月19日、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」での迷惑行為にファミ通のライターが関与しているとの情報について、「いっさい関与していない」と発表した。

 問題となっているのは、「FFXIV」でのMPK行為について。MPKは「モンスタープレイヤーキル」の略で、「モンスターを利用して、他者を戦闘不能にするように仕向けたり他者のプレイを妨害したりする行為」を指す。「FFXIV」公式サイトでは禁止行為であり、行為が確認された場合は「ペナルティが科される」と明確に記載されている。

 今回、このMPK行為が配信中かつ集団で行なわれたことで、大きな問題として「FFXIV」プレーヤーの注目を集めていた。また集団のなかにはファミ通のライターがいるのではないか、との指摘もされていた。

 「ファミ通のライター」とされたのは、ゲームライターの村崎カイン氏。パーティには戦士として参加しており、自身に向けられたヘイトの25%をパーティメンバーに移すアビリティ「シャーク」を悪用して、MPKを行なっていた。また村崎氏は、初心者などを導く立場にある「メンター」として活動していた。MPK行為については、行為を受けた本人に直接謝罪し、和解したと村崎氏などから発表されている。

 これに対し、ファミ通運営元のKADOKAWA Game Linkageは「ファミ通およびKADOKAWA Game Linkageはいっさい関与していない」と正式に発表。当該ライターについては「7年程前から仕事の依頼はしていない状況だが、このような事態が発生したことは誠に遺憾」として読者や関係者に謝罪を表明している。