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ゲーセンにもDXの波。アミューズメント施設「GiGO」にて“インカム”を置き換える「Buddycom」が導入

4月14日 発表

 GENDA GiGO Entertainment(GGE)は4月14日、同社が運営するゲームセンターにて、サイエンスアーツのライブコミュニケーションサービス「Buddycom」を導入すると発表した。

 「Buddycom」は、これまで店舗のスタッフが装着していた「インカム」を置き換えるライブコミュニケーションプラットフォーム。「インカム」では不可能だった「定型文の送信」や、「会話の文字起こし」、「映像の中継」などが可能になり、店舗業務の効率化などが見込まれている。既にスーパーマーケットの「イオン」や、「北九州市」など行政にも導入されている。

 GGEでは「インカム」の置き換えとして、スマートフォンと「Buddycom」を導入。今まで可視化されなかった“お客様の声”のデータ化や、来店客への対応改善、店舗の安全管理など、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」による店舗オペレーションの効率化や顧客満足度の向上によって、ゲームセンターの運営を大きく変えることが期待される。

 また、ワスドが提供するサービス「デジちゃいむ」とも連携し、来店客が「デジちゃいむ」で店舗スタッフを呼び出すと、スタッフに速やかに通知が送信され、リアルタイムに対応に向かう。このため呼び出し時の待ち時間短縮につながる。

【GENDA GiGO Entertainment 事業戦略部・河合英雄氏のコメント】

 Buddycomはトランシーバーやインカムと比較すると、多くの素晴らしい機能が備わっており、30年以上変わらなかったゲームセンター運営のDX化に大きく貢献できると考えています。

 Buddycomがスマホの本格導入のきっかけとなり、さまざまなDXツールをスマホに集約することができています。GGEでは今後、Buddycomの全店舗導入を進めていく予定です。