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暖房設定は20度を推奨。東京電力管内で節電の協力を呼びかけ

東北、東京エリアの火力発電所6基停止による「電力需給ひっ迫警報」

  • 安田俊亮

2022年3月22日 12:37

3月22日発令中

　資源エネルギー庁は、「東京電力管内で電力需給が極めて厳しくなっている」として3月22日における節電の協力を呼びかけている。

　経緯は、3月16日に発生した福島県沖の地震の影響により、東北、東京エリアの火力発電所6基が現在も停止していることによる。3月22日は気温が低く、悪天候となっていることから電力需要が大きく増加し、「想定される東京電力管内の電力需要に対して十分な供給力が確保できない可能性がある」としている。

　資源エネルギー庁では、「ご家庭や職場などにおいて、不要な照明を消し、暖房温度の設定を20度とするなど、節電にご協力いただきますようお願いします」と呼びかけている。

　なお東京電力パワーグリッドの発表によれば、11時時点の電力需要実績は「揚水発電を含む供給力の計画値に対して、電力需要実績が279万kWと大きく上回っている」状況。引き続き節電の協力を要請している。