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「ランダーの冒険III ~闇に魅せられた魔術師~(MSX2版)」がプロジェクトEGGにて無料配信開始!

ランダーシリーズ第3弾。若き剣士の活躍を描いたファンタジーRPG

【ランダーの冒険III ~闇に魅せられた魔術師~(MSX2版)】

3月15日 配信

価格:無料(プロジェクトEGG月額会員登録が必要)

 D4エンタープライズは、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」において、Windows用RPG「ランダーの冒険III ~闇に魅せられた魔術師~(MSX2版)」の配信を本日3月15日より開始した。価格は無料。ただし、プロジェクトEGG月額会員登録が必要となる。

 本作は、1990年にコンパイルより、MSX2向けにリリースされたRPG。プレーヤーは若き剣士となり、剣の修行としてキングオークの討伐や、王宮から盗まれた宝石の探索に出発するが、冒険を進めるにしたがって数百年前にランダーが封じ込めた魔界の帝王ヴァールが復活したことを知ることになる。

【ランダーの冒険III ~闇に魅せられた魔術師~ for MSX2(Adventure of Randar III / 80's Japanese old PC game)。】

 ゲームはトップビューのフィールドマップを探索、戦闘はシンボルエンカウントのコマンド選択方式が採用されている。シンボルエンカウント方式が採用されているので、体力が少ないときはキーさばきで敵を回避することが可能。フィールド探索では、ちょっとしたアクションゲームのような感覚も楽しめる。

 肉弾戦はもちろん、様々な魔法のアイテム、町での買い物、パーティー編成による冒険など、RPGとしては王道と言える内容となっているほか、同時期のRPGでは非常に珍しい調理コマンド(技術が低いと回復量も少なくなる)など挑戦的な要素も見られる。また、本作では、正統派なファンタジーRPGを感じさせるシリアスな物語が堪能できる。

【ランダーの冒険III ~闇に魅せられた魔術師~(MSX2版)】

「やはり、ここでしたか。ずいぶんと、さがしましたぜ。」
「バドスか。ということはラドーもいるのか。」
「わたくしめはここに。1人でヴァールを復活させるのは無理だと申したはずです。」
「どうかな?ヴァールよ!私の声が聞こえるか!」
「こ、これは?」
「ネビロスさま!これ以上は危険です!」
「フフフ。そう思うか?ヴァールよ!おまえの体をその封印から解き放してやろう!その代わり、おまえの持つ魔力を私にあずけるのだ!それとも、封印の力をもっと強くしてほしいか?」
「ネビロスさま!?」
「ヴァールは承知したぞ。これより復活の最終儀式を行なう。おまえたちにも手伝ってもらうぞ」
「わかっております」
「これで最強の魔力が手に入る。クックックッ……」