「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は本日で5周年！ 今一度振り返るリンクの新たな冒険

　2017年3月3日に発売されたNintendo Switch/WiiU用オープンワールドアクションアドベンチャー「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、本日2022年3月3日でちょうど5周年を迎えた。

　2017年にSwitchの発売と同時にリリースされた本作だが、2021年末に放送されたTV番組「国民5万人がガチ投票！テレビゲーム総選挙」において、テレビゲームソフトランキング1位に選ばれるなどその人気は根強い。また2020年には本作の100年前を描いた「ゼルダ無双 厄災の黙示録」が発売されたほか、2022年には続編も控えており、未だに目が離せないタイトルとなっている。本稿ではそんな「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」について振り返っていく。

　「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、1986年より続く「ゼルダの伝説」シリーズのオープンワールドゲーム第1弾。初代「ゼルダの伝説」が見下ろし型の2Dアクションアドベンチャーになっていたのに対して、本作は自然豊かなハイラルの地を自由に冒険できるシリーズ初のオープンワールドアクションアドベンチャーとなっており、メインストーリーを無視して気ままに冒険できるなど、自由度が非常に高くなっているのが特徴だ。また、映像も美しく進化し、より鮮明に描写されたハイラルを楽しめる。

　本作の舞台は、「魔王ガノン」による「厄災」に一度敗北した世界。物語の100年前にゼルダ姫の力によって何とか魔王ガノンは封印されたが、その封印は一時的なものだった。プレーヤーは、100年前に負傷し永い眠りについていた主人公「リンク」となって、ガノン討伐とゼルダ姫救出の為に冒険に出ることとなる。

　本作ではただ冒険して敵と戦うだけでなく、用意された様々なギミックを駆使しての謎解きや戦闘に加え、料理や素材の確保といった「本当に冒険している感」を味わえる点も魅力になっている。広大なマップではBGMの代わりに自然を感じることのできる環境音が流れ、プレーヤーは自身がリンクとなってそこにいる気分を味わえる。

　また、本作ではゲーム機本体にタッチすることで対応したソフトに繋げて遊べる「amiibo」も全9種類発売されており、ゲーム内ではタッチすることで冒険に役立つアイテムなどを入手できる。そのラインナップは、お馴染みのリンクやゼルダだけではなく、本作の登場人物やガーディアンなどの敵を模したものも発売された。

　さらに、2022年発売予定の本作の続編は既にトレーラーが公開されており、さらに進化した映像やギミックなどが確認できる。この機会にもう一度ハイラルをのんびりと冒険するのもいいかもしれない。