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建築し、探検し、生き延びて10年。本日11月18日は「Minecraft」正式版リリースの日

今なお進化し続ける、サンドボックスゲームの金字塔

【Minecraft】

2011年11月18日 正式版リリース

 Microsoft傘下のMojangが手掛けるサンドボックスゲーム「Minecraft(マインクラフト)」は、2011年11月18日の正式版「Minecraft 1.0」リリースより10年目を迎えた。

 「Minecraft」は、ランダム生成された未知の世界を探索したり、好きな建物を建てたり、モンスターと戦ったりできるサンドボックス(箱庭)ゲーム。日本では「マイクラ」の略称で親しまれており、プレーヤーはドットテイストのブロックで構成された世界を探検して、簡素な小屋から豪華絢爛な城まで様々なものを工作することが可能。自分で作った世界にオンラインで友達を呼ぶこともできるなど、ゲームクリエーションのコミュニティというジャンルをゲーマー、そしてゲーム業界全体に提示した。

 ゲームの中心となるモードは主に2種類。無限の資源を使って自由に遊ぶことができる「クリエイティブ モード」か、素材を集めやクラフト、地中深くを掘り進め武器や防具を作って危険なモブと戦う「サバイバル モード」、どちらの日常を選ぶかはプレーヤー次第。とにかく自由に遊べる“デジタル世界でのブロック遊び”は全世界の子供から大人までも熱中させ、本作の大ヒット後、類似のゲーム性を持つタイトルが多数登場した中で、サンドボックスゲームというジャンルにおける不動の地位を築き上げた。

 元々は“ノッチ”の愛称で知られるマルクス・ペルソン(Markus Persson)氏によるPC向けインディーゲームとしてスタートした「Minecraft」。現在は「Minecraft Classic」として知られている初期バージョンは2009年5月17日に公開。次いで正式版「Minecraft 1.0」は2011年11月18日にリリースされた。2019年の「Minecraft」公開10周年を迎えた際には、その記念としてオリジナル版「Minecraft Classic」をWebブラウザー上にて無料公開。10周年記念ページでは、本作の歴史を振り返るコンテンツが提供された。

 「Minecraft」は現在PCだけなく、プレイステーション 4やNintendo Switch、Xbox Oneといったコンシューマーハードから、Android/iOSのスマートフォンアプリまで様々なプラットフォームでプレイできるが、今日では大きく分けて“Java版”(「Minecraft: Java Edition」)と“統合版”(「Minecraft」あるいは「Minecraft: Bedrock Edition」)の2つが存在。2020年5月のMicrosoftの発表によると、全プラットフォームでの累計販売数が2億本超え、月間プレーヤー数は1億2,600万人を突破したと明らかにされている。

11月2日より、Xboxのサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass for PC」にも追加。Java EditionとBedrock Editionがセットで提供されている

 「Minecraft」は定期的なアップデートにより、新しいブロックやアイテム、「バイオーム」(生態系・地形区分)が追加され続けており、常にプレーヤーの意見を広く取り入れ、それが次々に実装されていくのが本作の魅力であり、今なお愛され続けている理由の1つといえる。

 最新大型アップデート「CAVES & CLIFFS(洞窟と崖)」は第1弾・第2弾に分かれての配信を予定。第1弾は6月9日よりリリースされ、新たな地下洞窟ロケーション「アメジストの晶洞(ジオード)」やウーパールーパー、発光イカなどが追加された。また2022年配信予定の“The Wild Update”では、Deep Dark CitiesやMangrove Swampといったバイオーム、新たな敵モブ「Warden」といった多くのコンテンツが実装予定だという。正式版リリースより10年目を迎えた「Minecraft」の進化は止まらない。

【Minecraft Live 2021: A Look at The Wild Update】
【大型アップデート「CAVES & CLIFFS」】
第1弾ではウーパールーパーや発光イカなどの新規モブ、アメジスト、望遠鏡、避雷針といった新規ブロックやアイテムが追加された
【「マーケットプレイス」から広がる世界】
新たなアドベンチャーマップ「ウォルト・ディズニー・ワールド マジックキングダム アドベンチャー」が11月17日より配信開始。ディズニーリゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド」にあるテーマパークの1つ「マジックキングダム・パーク」が再現されている
Japan Crafters Unionのプロデュースのもと、大規模な建築とこだわりのギミックでMinecraft表現の限界に挑戦し続けるクリエイターチーム「Team-京」による作品も展開されている
【「スティーブ/アレックス」の「スマブラSP」参戦】
プレーヤーのデフォルトスキン「スティーブ」と「アレックス」が、任天堂の「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」におけるファイターとして参戦を果たした
【Microsoft Storeで購入】

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