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“異議あり!”というセリフも有名な法廷バトルアドベンチャー「逆転裁判」シリーズは本日で20周年

2021年10月12日 20周年

 カプコンのアドベンチャー「逆転裁判」は、初代が発売された2001年10月12日より本日で20周年を迎えた。

 「逆転裁判」はカプコンが手掛ける法廷バトルアドベンチャーシリーズ。成歩堂龍一を始めとする主人公たちが依頼人の容疑を晴らすべく、事件の真相を暴いていく。ゲームは主に探偵パートと法廷パートに分かれており、証拠品を集め、それらを武器に法廷で検事たちと戦う。絶体絶命のシチュエーションから証人たちのムジュンを示し、法廷で逆転への道を切り開くことになる。

「異議あり!」というセリフも有名(画像はWii U版「逆転裁判」より)

 事件に仕組まれたトリックが秀逸で、緻密に張り巡らされた伏線が物語終盤にかけて回収されるストーリーも魅力。キャラクターたちの掛け合いや法廷バトルを盛り上げる楽曲など、見どころ満載の作品となっている。

 第1作目となる「逆転裁判」が2001年にゲームボーイアドバンス用タイトルとして発売。その後「逆転裁判2」、「逆転裁判3」などシリーズを重ねナンバリングシリーズは「逆転裁判6」までが発売されている。スピンオフタイトルとしては、シリーズの主な主人公である成歩堂龍一に相対する検事・御剣怜侍を主人公とした「逆転検事」、明治時代の日本とロンドンに舞台を移した「大逆転裁判」など数多くの作品がリリースされている。

 ゲーム以外にもキャラクターたちに声が入ったアニメ「逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~」や、映画「逆転裁判」、漫画や舞台など様々な展開をみせている。

 PS4やNintendo Switch、Xbox Oneなどの現行機向けにはナンバリングシリーズ3タイトルをセットにした「逆転裁判123 成歩堂セレクション」が発売中。また、Android/iOS向けには同じく3作品をセットにした「逆転裁判123HD」が発売されているため、自分にあったプラットフォームで本作をプレイできる。また、7月には2作をセットにした「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」も発売。カプコンを代表するアドベンチャーシリーズとして成長した本シリーズの今後の動きにも注目したい。