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「メイドインアビス 闇を目指した連星」、CERO「Z」の理由が判明
スパイク・チュンソフトにレーティング審査について聞いた
2021年5月17日 18:23
- 2022年 発売予定
- 価格:未定
- CERO:Z
スパイク・チュンソフトが2022年に発売予定のプレイステーション 4/Nintendo Switch/PC(Steam)用“度し難い”アクションRPG「メイドインアビス 闇を目指した連星」。本作はつくしあきひと氏によるファンタジー漫画「メイドインアビス」を原作とした作品で、5月5日にタイトルコールが行なわれた。
「メイドインアビス」は時に絵本を思わせるような優しい絵柄とは裏腹に、未踏の大穴「アビス」の探検をテーマとして、人体改造や部位欠損をはじめ非人道的で残酷な描写や設定、心を抉られるようなダークな表現を含む作品である。そんな本作を原作として制作されるゲーム「メイドインアビス 闇を目指した連星」は18際以上のみを対象としたCERO:Zを取得していることが明らかにされ、特に原作の”えげつなさ”を知るファンを中心に話題を呼んでいた。それはもちろん原作のダークさがゲーム内で反映されることを期待するものである。
そこで弊誌ではスパイク・チュンソフトに対し、「レーティング審査においてCEROZとなった理由」を筆頭に、「カートリッジ」の登場有無などについて問い合わせを行なった。そこで得られた回答は「弊社としては、原作をリスペクトし、関係者のご協力・ご理解を得ながら、原作ファンにご満足いただけるゲームとなるように開発しております。その過程のレーティング審査において『Z』となりました」というもの。
登場アイテムやシーンなどについて具体的な言及は得られなかったものの、原作の表現にはどう考えてもCERO「Z」相当、あるいはそれ以上のものが多数ある。原作ファンの期待に応える作品として開発進行中ということで、続報の公開、そして発売が楽しみなタイトルだと言える。
リコたちがアビスへと旅立ってから幾日かが過ぎたあくる日から始まる、もう一つのアビスの物語。
この世界の唯一最後の深淵である『アビス』を舞台にして、幾多の物語が生まれ……そして、消えてゆく。
それらの物語に登場する者たちは、みな、『アビス』の魔力に魅せられ、『奈落の底』を目指す。
これから紡がれる物語は、もうひとつの『アビス』で行なわれる名も知れぬ誰かの探窟譚である。
©つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「深き魂の黎明」製作委員会
Licensed to and Published by Spike Chunsoft Co., Ltd.