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「ディビジョン」シリーズ最新作「Tom Clancy’s The Division: Heartland」が発表!

基本プレイ無料でリリース予定、モバイル版も開発中

5月7日 発表

 ユービーアイソフトは5月7日、オンラインRPG「ディビジョン」シリーズにおける今後の展開についてを発表し、新作タイトル「Tom Clancy’s The Division: Heartland」をプレイステーション、Xbox、クラウドサービスなど各種プラットフォーム向けに、2021年より2022年までの間にリリースすると明らかにした。基本プレイ無料で、日本での配信は未定。

 「ディビジョン」シリーズは、オープンワールドTPSにRPGの要素を導入するという独自のゲームシステムを備えた作品で、ユービーアイソフト傘下のMassive Entertainmentが開発を担当している。2016年発売の第1作「ディビジョン」では、原因不明のパンデミックにより荒廃したニューヨークを舞台に、そして2019年に発売された続編「ディビジョン2」では、前作から約3年後のワシントンD.C.を舞台に、プレーヤーは自律部隊「ディビジョン」のエージェントとして、敵勢力との戦いに身を投じていく。

 2020年に配信された「ディビジョン2」の拡張コンテンツ「ウォーロード オブ ニューヨーク」はシリーズ史上最大のアクティブ数を記録。本シリーズのプレーヤー数は4,000万人以上を抱えており、ユービーアイソフトはシリーズをより大きなものにしていくため、様々な媒体で新たなコンテンツを開発・提供していくという。

Ubisoft EMEAエグゼクティブディレクター アラン・コア氏のコメント

 この5年で、「ディビジョン」はユービーアイソフトの野心的な新規プロジェクトから4,000万人以上のプレーヤーを抱える一大シリーズへと成長しました。この素晴らしいシリーズと世界を作り上げてくれたチームを、とても誇りに思います。これからも「ディビジョン」シリーズのファンの方、新しくこのシリーズを知ってくださる方のどちらも楽しめるようなコンテンツを開発していきたいと思います。

 その1つとして今回発表された「Tom Clancy’s The Division: Heartland」は、「トム・クランシー」シリーズや「ディビジョン」、「ディビジョン2」に関わってきたRed Storm Entertainmentが開発を担当するシリーズ最新作。ゲームの詳細は現時点で明らかにされていないが、これまでのシリーズ作品の経験を必要としないスタンドアローン作品になるとしている。

 また本作は基本プレイ無料タイトルとして、プレイステーションやXbox、クラウドサービスなど各種プラットフォームにて、2021年より2022年にかけてリリース開始を予定。なお、日本での配信は未定となっている。

 このほか、シリーズとしては初となるモバイル版「ディビジョン」も開発中であることが発表された。こちらの詳細は後日発表するとのこと。また「ディビジョン2」では、2021年後半に新たなコンテンツアップデートを予定。Massive EntertainmentがUbisoft Bucharestと共にこの新コンテンツの開発を手掛ける。このアップデートでは新たなゲームモードやビルドの種類が追加される予定となっている。

 さらに、ジェシカ・チャスティンさんとジェイク・ジレンホールさん主演で実写映画をNetflixと共同で制作中。また日本での展開は現時点で未定だが、Aconyte Booksより出版予定のオリジナル小説も発表。「ディビジョン2」の後の世界を舞台に、アウトブレイクがアメリカの様々な地域でどのような影響を与えたのか、そしてその中でエージェントが物資のルートを確保するため戦っていく様子が描かれる。