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「東京モーターショー」2021年の開催は中止に
「2021 FIA グランツーリスモ選手権」への影響はなし
2021年4月22日 15:20
- 4月22日 発表
日本自動車工業会は4月22日、2021年秋に開催を予定していた「東京モーターショー2021」の開催中止を発表した。
「東京モーターショー」は、世界5大モーターショーの1つに数えられる、自動車に関する最新技術やコンセプトカーを展示する見本市。前回の「第46回東京モーターショー2019」では130万900人が来場し、第40回以来12年振りとなる100万人の大台を突破したが、本日4月22日、イベント主催の日本自動車工業会(自工会)会長・豊田章男氏が出席するオンライン記者会見にて、2021年の開催を取り止めると明らかにした。
豊田会長は「今回オンラインも使ったより魅力ある企画を検討してまいりましたが、多くのお客様に安全安心な環境でモビリティの魅力を体験いただけるメインプログラムのご提供が難しいと判断し、開催中止を決定いたしました」と説明した。
東京モーターショーといえば、ポリフォニーデジタル開発のレースゲーム「グランツーリスモ」や、タカラトミーのミニカー「トミカ」のブースが毎回出展されることでも知られており、クルマファンだけでなく、ゲームファンやホビーファンにも馴染み深いイベント。2019年には「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2019 ワールドツアー東京」がモーターショーのサテライト会場となったMEGA WEBにて開催され、PS4「グランツーリスモSPORT」の強豪ドライバーたちが世界中から集まり、白熱のe-Motorsportsレースが繰り広げられた。
なお、今シリーズ「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2021」に関しては、全てのイベントがオンラインで開催されるとのこと。「東京モーターショー2021」開催中止の影響はないとみられる。
© Japan Automobile Manufacturers Association, Inc.