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発表から4年。「AoE」シリーズ最新作「Age of Empires IV」、ついに今秋発売へ
2021年4月12日 16:38
- 【Age of Empires IV】
- 今秋発売予定
Microsoftは、PC向けリアルタイムストラテジー「Age of Empires IV」を今秋発売する。発売プラットフォームはWindowsストアおよび、Steamで、Xbox Game Passにも対応する。日本展開については未発表。
Microsoftは、「Age of Empires」シリーズのファンイベント「Age of Empires: Fan Preview」を実施し、そこで2年間音沙汰がなかった「Age of Empires IV」の最新情報を大量の動画とともに公開。発売時期も今秋を予定していることが明らかになった。開発元は、「Homeworld」や「Company of Heroes」など数々のストラテジーゲームを世に生み出してきたRelic Entertainment。
「Age of Empires IV」は、最近のゲームとしては珍しく、発表から発売まで4年以上が掛かったタイトルとなった。もともとの発表は2017年のドイツgamescomのファンイベント、その次が2年度のXboxのプライベートショウX019。いずれもティザートレーラーのみだったが、今回は9本の動画とともにたっぷり情報が公開されている。
「Age of Empires IV」は、8つの文明、4つの時代で構成されたリアルタイムストラテジーで、トレーラーを見る限り、大ブームとなった初代「Age of Empires」の雰囲気を濃厚に残しており、徹底的に原点回帰が測られている。時代は、中世、封建、城、帝国の4つで、「AoE」、「AoE II」よりは新しいものの、「AoE III」
よりは古い時代をテーマとしている。
今回発表された文明は、イングランド、デリー、モンゴル、中国の4勢力で、ローンチまでに残り4文明を順次公開していく予定。デリーは象兵を備え、モンゴルは建物をパッキングし、建物ごと移動できるギミックを備えるなど、ビジュアルのみならず、文明特有の要素を備えている点が大きな特徴となる。
戦術面でもいくつか進化している模様で、「Total War」シリーズのように、部隊を森に隠すことができるようだ。また、海軍についても短いトレーラーを公開し、新たな要素を盛り込んでいることを示唆している。
ゲームモードは、オンラインマルチプレイに加えて、4本ものキャンペーンを搭載。シングルプレイでも楽しめる設計になっている。eスポーツ展開については語られていないが、もともと世界大会も開催されていたシリーズだけにそちら方面の復活にも期待したいところ。対応言語についてはまだ明らかになっていないが、今回の映像自体にも日本語字幕が付けられており、日本語対応は十分に期待できる。正式発表を待ちたいところだ。