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東日本大震災から10年。 Niantic、6カ月間無料で「Niantic 東北の思い出・お店再発見プログラム」を順次提供

「ポケモンGO」を通して被災地の経済復興を支援

3月10日 発表

 Nianticは3月10日、岩手県、宮城県、福島県の各県100店舗のオーナーを対象とした「Niantic 東北の思い出・お店再発見プログラム」を、6カ月間無料で順次提供すると発表した。

 「Pokemon GO(ポケモンGO)」や「ハリーポッター:魔法同盟」といった位置情報ゲームの開発で知られるNianticは、この数年の間、ゲームを通して人々が東北地方を訪れるきっかけを提供してきた。2011年3月11日の東日本大震災より10年目の節目となった本日、同社は6カ月間無料で「Niantic 東北の思い出・お店再発見プログラム」を順次提供すると発表。現地の人々のビジネスをサポートできる機会を増やせるよう、各地方自治体などと協力しながら取り組みを進めていくとしている。

 「Niantic 東北の思い出・お店再発見プログラム」とは、Nianticの地域経済活性化をサポートする取り組みのひとつで、具体的には「ポケモンGO」のゲーム内にスポンサーの「ポケストップ」または「ジム」として登場する機会が提供される。同社は「地元の方々にお店を知っていただき、足を運ぶ機会を作れるよう、このプログラムが活用されること、そしてビジネスのサポートにつながることを願っています」とした上で、さらに「Nianticはこれからも提供しているサービスを通して東北を支援してまいります。皆さんとまた一緒に歩いて冒険を楽しめる日が1日も早く戻ってきますように」と記している。

 なお、Nianticの「東日本大震災:10年目にあたって」のページでは、地元のプレーヤーから紹介された東北地方のおすすめスポットや、これまでに開催された「ポケモンGO」のイベントの模様などが紹介されている。詳細は下記のページより確認できる。

□Niantic「東日本大震災:10年目にあたって」のページはこちら