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配信技研、「Esports Tiers in Japan 2020」を公開

リリース半年の「VALORANT」が躍進。一大ジャンルとなった「RTA」にも言及

1月7日 発表

 配信技研は1月7日、視聴時間に基づくeスポーツティアリスト「Esports Tiers in Japan 2020」を公開した。

 リストは2019年版に続いて公開されたもので、2020年の日本国内で開催された競技大会を対象に、ライブ配信の合計視聴時間を独自に算出している。

Esports Tiers in Japan 2020 by Minutes Watched

・Tier1
リーグ・オブ・レジェンド
Shadowverse
VALORANT
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
IdentityV 第五人格
PlayerUnknown's BattleGrounds

・Tier2
Apex Legends
レインボーシックス シージ
ストリートファイターV シリーズ
PUBG MOBILE
荒野行動

・Tier3
スプラトゥーン2
グランブルーファンタジー ヴァーサス
プロ野球スピリッツA
モンストスタジアム
鉄拳7

 視聴時間はTier1が1億分以上、Tier2が3,000万分以上、Tier3が1,000万分以上となっている。

 昨年と比べて全体的に視聴時間が上がっているなか、新たにTier1となったのが「Shadowverse」、「VALORANT」、「IdentityV 第五人格」。中でも「VALORANT」は2020年6月よりサービスがスタートしており、実質半年分でTier1入りとなっている。なお「LoL」については視聴時間が特に大きく、昨年に引き続いて「別格の結果」とした。

 さらに配信技研では、リアルタイムアタック(RTA)がひとつのジャンルとして存在感を示していることも報告。個別のタイトルではリスト入りしないものの、ジャンルそのものは2億分以上視聴されており、Tier1でも上位に匹敵する数字になるとしている。

 加えて「感情的なメッセージ」として、「日本でゲームを用いた大会をより多く開いて欲しいです。もしくは、なるべく多くの方に大会を開かせて欲しい」とのコメントを掲載している。