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「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 黎の軌跡」2021年に発売決定!

バトルシステムを一新&オリジナル要素も搭載

2021年 発売予定

価格:未定

 日本ファルコムは、同社のストーリーRPG「軌跡」シリーズ後半戦の幕開けとなる最新作「英雄伝説 黎の軌跡(クロノキセキ)」を、同社の創立40周年を迎える2021年に発売する。対応機種および価格は未定。

 「英雄伝説 黎の軌跡」の舞台は、戦後賠償がもたらした未曾有の好景気に沸く多民族国家・カルバード共和国。移民問題が引き起こす情勢不安や新大統領による大胆な政治改革に揺れ動く巨大国家の首都の片隅で、「裏解決屋(スプリガン)」として生きる青年のもとに“奇妙な依頼”が舞い込んでくる。やがてカルバード全土を震撼させる事態へと発展していく。

 システム面では、従来のシリーズで採用していたコマンド型AT(アクションタイム)バトルが一新されるほか、「トピックシステム」や「アライメントフレーム」など「黎の軌跡」の舞台設定を活かした多数のオリジナル要素が搭載される。

【コンセプトビジュアル】

独自の新エンジンによって表現豊かに! バトルシステムや新要素を紹介

バトルシステムを一新!

 アクション型フィールドバトルからコマンド型ターンバトルへとシームレスに移行するスピーディなバトルに、第六世代戦術オーブメント「Xipha(ザイファ)」の独自要素を組み合わせた「軌跡」シリーズオリジナルの進化・発展型戦闘システムが採用される。

搭載されるオリジナル要素

「トピックシステム」

 街中のコミュニケーションで入手する小ネタ(トピック)を交渉材料にすることで、裏解決屋として有利な状況を作り出す。

「アライメントフレーム」

 プレイスタイルに応じてキャラクター固有の3属性「ロウ/グレイ/カオス」が変動し、各種ステータスや共闘・敵対勢力、さらにはシナリオ展開にまで影響を与える。

【プロローグ】

 「裏解決屋(スプリガン)」――カルバード共和国という多様性の坩堝から生まれた、ある種の“裏稼業”。ある時は探偵(ディテクティブ)として、ある時は交渉人(ネゴシエイター)として、またある時は賞金稼ぎ(バウンティハンター)として、彼らはどんな、そして誰からの依頼でも受ける。警察では扱い切れない依頼の下請け、市民からの“表沙汰にできない”相談事、更には犯罪者やアンダーグラウンド勢力の“真っ当な”依頼も。それが、「裏解決屋」と呼ばれる彼らの流儀であった。

 時に、七耀暦1208年――共和国首都・旧市街にある古ぼけた雑居ビルを名門校の制服に身を包んだ、いかにも育ちの良さそうな1人の女生徒が訪れていた。【アークライド解決事務所】素っ気ない文字で書かれたそのプレートを、凛とした眼差しで見つめる少女。コクンと喉を鳴らし、意を決してノックを3回。……「~ふわああっ、昼前に珍しいな……」だらしないようで落ち着いた、大人びているようで意外と若い男の声が響き、ドアノブがゆっくりと回り出す。――ここから、新たな“軌跡(ものがたり)”が始まる。

開発画面