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「Halo Infinite」、さらに2021年秋まで発売延期へ
グラフィックスアップデートを施した最新スクリーンショットを公開
2020年12月9日 12:51
- 2021年秋リリース予定
Microsoftは、現在開発中のアクションシューティング「Halo Infinite」のリリースを2021年秋まで遅らせることを明らかにした。発売プラットフォームは、Xbox One/Xbox Series X|S/Windows PC。
「Halo Infinite」は、Xboxファンなら知らぬものはいない、Xboxを代表する人気シリーズの最新作。史上もっとも無口なスーパーヒーロー マスターチーフを操り、はるか未来の地球の危機を救っていく。
「Halo Infinite」はXbox Series Xがまだ“Project Scarlett”のプロジェクトネームで呼ばれていた頃から、Xbox Series X|Sのローンチ時期である2020年のホリデーシーズンの発売が予定され、常に次世代機とセットで語られてきた。
2018年のE3トレーラーでは、マスターチーフが脱いだヘルメットに景色を映り込ませ、リアルタイムレイトレーシングへの対応を予告。2019年のE3トレーラーでは、長めのカットシーンを丸々見せ、マスターチーフの完全復活をアピールした。
それらのトレーラーはいずれも「Halo」ファンを喜ばせたが、その一方でグラフィックスのクオリティの低さが指摘されてきた。その後、満を持して7月に公開された最新トレーラー「Step Inside」では、実写と見まがうような次世代クオリティ映像でファンを安堵させたが、同時公開されたゲームプレイトレーラーによって、実際のゲーム映像とグラフィックスに大幅に乖離があることが判明。プラットフォームを担うAAAタイトルとしてはあり得ないほどの低評価が相次いだ。これを受け、翌8月、Xbox Series Xのローンチ時期を11月と発表したタイミングに合わせて「Halo Infinite」の2021年への発売延期を正式発表した。
そして今回、月一の開発アップデートの中で、あらためて新たな発売時期を2021年秋とすることを発表した。北米では2021年春頃発売という観測も流れていたが、それを打ち消し改めて1年延期が告知されたことになる。
開発アップデートでは、7月に低評価を受けたグラフィックス周りについて最新スクリーンショットとともにたっぷり情報が公開されている。新たに公開されたスクリーンショットでは、ガラスの天井から陽光が差し込め、フィールドには明かりが映り込み、ビジュアルエフェクトが充実している様子が確認できる。ここまで遅らせるからには、2021年を代表する傑作になることを期待したいところだ。