ニュース
ノックバックワークスがスマホゲーム・アプリを再生する「リノベーション」事業を開始
第1弾は「カートゥーン大戦争」
2020年11月2日 12:15
- 10月30日 発表
ノックバックワークスは、Android/iOS対応のゲームやアプリ、PCゲームを再生する「ゲームリノベーション」事業を開始した。
第1弾は、10月26日にサービスが開始された「カートゥーン大戦争(邦題)/CARTOON DUEL(英題)」。韓国国内で中心にリリースされていた「カートゥーンデイフェンス:リブート」をリノベーションしたタイトルとなる。ゲームエンジンの改修のほか、ゲームバランス、システムなどの見直しにより、手軽で白熱した遊びを実現している。基本プレイ料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。
□「カートゥーン大戦争」
・App Store
・Google Pray
今後の展開
年内にサービス開始予定の「ドミノシティ」を始め、2021年には6~12タイトルのリノベーションが予定されている。
【ノックバックワークスによる「ゲームをリノベーションするということ」】
ゲームの可能性を可能な限り引き出す
ゲーム市場はアクションゲームやRPGなどのハイエンドゲームと、手軽なカジュアルゲームの大きく2つに別れてきている。“体験できない事を体験する事ができる”がハイエンドゲームの特徴だが、必ずしも重厚なゲーム体験を消費者が求めているわけではない。同社は原点にかえり、ゲーム本来の単純な“楽しさ”や“良質な時間となる暇つぶし”を実現するべく、ゲームの事業再生(リノベーション)という方法でゲーム体験を提供する。
ゲームリノベーションとは
多くのゲーム事業の成否は必ずしもゲームエンジンの作りによるものに限らない。同社では、自社のネットワークに所属する人員の技術と知識を活用し、ゲームそのものの再利用からカルチャライズ開発、エンジンを活用した新規ゲーム開発、運営継承などゲームエンジンの特性に応じたゲームの事業再生を行なっていく。
広告ネットワーク「License AD Network」
同社は、LAN(License AD Network)事業を手掛けており、ハイパーカジュアルゲームで広告売上を上げることのインフラが既に存在。ゲームリノベーションによる活用の他、LANなどの他事業も有効活用する事でアプリ課金から広告モデルまで幅広い収益方法を提供している。
ワールドワイドで展開
同社は、東京の他、鳥取、韓国など現在主要3拠点で開発・運営を行なっており、日本語・韓国語・英語の3カ国語を中心に営業活動を行なっている。他拠点・多国籍な運用環境により、開発の他、ローカライズ、カルチャライズ、渉外、プロモーション、カスタマーサポートなど、幅広くサポート可能な人員体制で運用しており、これによりワールドワイドでの事業展開を実現している。