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「Bloodstained: Ritual of the Night」のモバイル版が近日配信決定

UI画面を最適化しモバイル端末の操作システムに全面的に適応

10月26日 発表

 NetEase GamesとArtPlayは10月26日、「Bloodstained: Ritual of the Night」のモバイル版を共同開発し、全世界に向けて近日配信することを発表した。ワンタイム購入によりAndroidとiOSプラットフォームでリリースされる。対応言語は日本語、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、ポルトガル語、韓国語などの予定。

 「Bloodstained: Ritual of the Night」は、「悪魔城ドラキュラ」シリーズのプロデューサーを務めた五十嵐孝司氏によるメトロイドヴァニア系の横スクロールアクションRPGゲームで、「『悪魔城ドラキュラ』シリーズの流れを汲む作品」と言われている。モバイル版では、コンシューマーゲームとしての作品を高度に再現すると同時に、UI画面を最適化しモバイル端末の操作システムに全面的に適応する。

【NetEase GamesとArtPlayのコメント】

 「悪魔城シリーズの流れを汲む作品」として、「Bloodstained: Ritual of the Night」は、クラウドファンディング期間中から多くのプレーヤーが期待を募らせ、サポートしていました。そして、2019年6月PS4、PC、XBOX、Nintendo Switchなどのゲーム機向けに発売し、数多くの好評を得ました。Kickstarterにてクラウドファンディング額が550万ドルを超え、ゲームにおけるクラウドファンディングの新記録を作りました。NetEase GamesとArtPlayは提携することで、より多くのプレーヤーにモバイル端末で原作通りの「Bloodstained: Ritual of the Night」の魅力を体験してもらうことに注力していきますので、ご期待ください。

モバイル版「Bloodstained: Ritual of the Night」の特徴

ゴシック様式の城を高度に再現

 本作の舞台は18世紀のイギリス。とある悪魔の城で、強大な魔力を秘めた結晶の破片が解き放たれた。プレーヤーは、身体が結晶化する呪いを錬金術師にかけられた孤児のミリアムに扮し、悪魔の城を舞台に戦闘を繰り広げると同時に、武器や設備、戦利品の収集、作成、アンロックを進め、その過程に待ち受ける無数の悪魔のしもべやボスを倒していく。

 モバイル版でも、悪魔の城に登場する横スクロールの迷宮がそのままの形で再現される。ゲーム内の広大な横スクロールマップには、異なるスタイルのエリアが用意され、それぞれのエリアを繰り返し探索することで、隠しコンテンツや違ったクリア方法に出会えるようになっている。

音楽と映像も忠実に再現

 山根ミチル氏(代表作:『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』)及び山田一法氏(代表作:『バイオハザード』、『ロックマン』)が本作のゲーム音楽を担当。ゲームシーンで使われているサウンドは、チェンバロと弦楽器を組み合わせた楽曲となっており、ロウソクに照らされる中での不気味な探索雰囲気を醸し出している。また、BGMに取り入れられた和風のサウンドもゴシック様式にオリエンタルな味わいを加える。さらに、バトル中の音楽とアクションゲームの打撃感が調和し、全体の雰囲気をより壮大かつエキサイティングに仕上げている。

爽快かつ多様なアクション

 モバイル版では、オリジナル作品に登場する個性豊かなモンスターやボスが120種類以上も登場する。ドラキュラも錬金術師も独自のスキルツリーや特徴に合わせた戦闘設定を持ち、また107種類もの武器と23種類の武器スキルにより、多様なコンボ技が可能になっている。

モバイル版のハイライト

 モバイル版のリリースに合わせて、モバイル端末に適した操作画面や、一新されたシステムUI、スキルシャードのアイコン、新たな実績システムも登場。原作で登場した120種類以上のスキルシャードと武器スキルが、すべて新たなゴシック風のアイコンを携え、プレーヤーの操作画面に表示される。コンシューマーゲーム内で比較的難しかったコマンド技は、モバイル版でもコマンド方式を基本に、より手軽に必殺技を繰り出せる仕組みが加えられている。また、新たに設置したショートカットボタンにより、武器や装備を素早く変更できるようになり、モバイル端末での操作をよりスムーズに行なえるよう工夫が施されている。