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Apple、第4世代「iPad Air」と第8世代「iPad」を発表!

「Air」は新型A14チップ採用でCPU性能4割増。「Pro」同様の狭額ベゼル化

【iPad Air(第4世代)】

10月 発売予定

価格:62,800円(税別)より

【iPad(第8世代)】

9月18日 発売予定

価格34,800円(税別)より

 Appleは、新型タブレット「iPad Air(第4世代)」と「iPad(第8世代)」を発表した。「iPad Air」は10月発売予定で価格は62,800円(税別)より。「iPad」は9月18日発売予定で価格は34,800円(税別)より。

第4世代「iPad Air」

 新型「iPad Air」はSIMカードの使用可否と内蔵容量64GB/256GBの差異で全4モデル、5カラーを展開。SIMカード使用不可のWi-Fiモデルで、64GB仕様が62,800円(税別)、256GB仕様が79,800円(税別)。Wi-FI+セルラーモデルで、64GB仕様が77,800円(税別)、256GB仕様が94,800円(税別)。

 新型「iPad Air」はAppleの新型プロセッサ「A14 Bionic」を搭載。同社のチップはこれまで7nmプロセスを採用してきたが、今回初めて5nmプロセスで製造。搭載するトランジスタ数は118億個とされる。CPUは6コア設計で従来から40%性能が向上。GPUは4コア設計で、グラフィックス性能も30%向上している。

 画面は「iPad Pro」と同様の狭額ベゼルデザインとなり、サイズは従来モデルより若干大きい10.9型Liquid Retinaディスプレイを採用。True ToneとP3の広色域に対応する。本体カラーはシルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色を展開する。

本体右上のトップボタンは指紋認証のTouch IDを備える
メインカメラは1,200万画素でFocus Pixels内蔵
Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioも使用可能

第8世代「iPad」

 新型「iPad」は、SIMカードの使用可否と内蔵容量32GB/128GBの差異で全4モデル、3カラーを展開。SIMカード使用不可のWi-Fiモデルで、32GB仕様が34,800円(税別)、128GB仕様が44,800円(税別)。Wi-FI+セルラーモデルで、32GB仕様が49,800円(税別)、128GB仕様が59,800円(税別)。

 第8世代では、従来モデルを踏襲しながら内蔵プロセッサを「A12 Bionicチップ」へとアップグレード。A12は現行の第3世代「iPad Air」に採用されているチップで、大幅な性能向上となる。一方で本体外寸やカメラ性能、10.2型Retinaディスプレイの採用など、基本仕様では従来モデルからの変更点はなく、販売価格も据え置きとなっている。本体カラーはスペースグレイ、シルバー、ゴールドの3色を展開する。