「サイバーパンク2077」、オリジナルアニメーションシリーズ「サイバーパンクエッジランナーズ（原題）」を発表！　2022年にNetflixにて配信

　CD PROJEKT REDは、TRIGGER、Netflixの3社による、「サイバーパンク2077」のオリジナルアニメーションシリーズ「サイバーパンクエッジランナーズ（原題）」を発表した。このアニメ ーションはCD PROJEKT REDにて現在制作中の「サイバーパンク 2077」と同じ世界を舞台にした作品で、2022年にNetflixにて配信される予定。

　「サイバーパンク エッジランナーズ」は、テクノロジーと人体改造が一般化した巨大都市で、多くの犠牲を払い困難を乗り越えながらアウトローの傭兵―すなわち“サイバーパンク”の道を歩んだ少年の物語を追う、10話構成の「サイバーパンク 2077」スピンオフ作品。

　監督をに「天元突破グレンラガン」、「キルラキル」、「プロメア」の今石洋之氏、副監督に大塚雅彦氏、、キャラクターデザインに吉成曜氏と金子雄人氏、クリエイティブディレクターに若林広海氏、シリーズ構成に宇佐義大氏が起用される。

　C D PROJEKTREDのストーリー原案をベースに、宇佐氏と大塚雅彦氏が脚本を担当するなど、TRIGGER の総力が結集されるという。さらに本作の劇伴制作 は、「サイレントヒル」シリーズで知られる山岡晃氏が担当する。

　「サイバーパンク 2077」のゲームディレクターであり、CD PROJEKT RED の開発チーム総責任者でもあるアダム・バドウスキー氏は、「『サイバーパンク 2077』の世界を舞台にしたアニメの制作を発表できて、とても嬉しく思っています。私たち開発チームの誰もがサイバーパンク作品を見て、読んで、遊んで、夢中になっています。サイバーパンクのジャンルは創造性の余地が大きく、私たちに強い影響を与えてくれました。『サイバーパンク エッジランナーズ』は、そんなサイバーパンクジャンルそのもの、そしてアニメーションという表現媒体に対する、私たちからのラブレターです」とコメントしている。

　TRIGGERの代表取締役社長大塚雅彦氏は、「世界中のゲームファンから熱狂的に支持されているCD PROJEKT REDの期待の新作『サイバーパンク 2077』の世界観を共有した全10話の新作オリジナルアニメシリーズを トリガーで制作できることになり興奮しています。最高のゲームのアニメ化にプレッシャーも 感じてい ますが、それ以上にこの魅力的な挑戦へ闘志を燃やしており、今石監督によるTVシリーズでは表現できないハードなアクションのアイディアも練っているところで このコラボレーションを必ず成功させたいと思っています」と語った。

　また 監督を務める今石洋之氏は、「サイバーパンクは大好きなジャンルですが、オリジナルの作品としてはなかなか作れない題材だったので、今回CD PROJEKT REDと一緒に制作できることが嬉しい。ゲームの完成度が素晴らしい分、ゲームのファン、アニメのファンの両方を納得させるのは簡単でないが、だからこそのやり甲斐を感じているし、制作も楽しめている。期待を裏切らず越えていけるように、精一杯取り組んでいきたいと思っています」とコメントした。

　「サイバーパンク 2077」はTRPG「サイバーパンク2.0.2.0.」がベースとなった世界観を構築している。TRPGが製作された1991年はバブルによる日本企業の進出などの背景もあり、日本への強い興味が感じられる世界となった。そこから50年後の世界を描く「サイバーパンク 2077」でも日本企業、日本文化が作品に大きな影響を与えている。日本のアニメーションで「サイバーパンク 2077」をどう描くか、熱く激しいアニメを得意とするTRIGGERの手腕がどう発揮されるか、期待したい。