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Switch「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」本日発売
追加ストーリー「つながる未来」を収録
2020年5月29日 00:00
- 5月29日 発売
- 価格:
- 【通常版】
- 5,980円(税別)
- 【コレクターズセット】
- 8,980円(税別)
- CEROレーティング:C(15才以上対象)
任天堂は、Nintendo Switch用RPG「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」を5月29日に発売する。価格は通常版が5,980円(税別)、特典が付属するコレクターズセットは8,980円(税別)。
本作は、2010年に発売されたWii U用「ゼノブレイド」に追加要素を加えたリマスター版。当時のストーリーやプレイボリューム、フィールド探索、バトルシステム、やりこみ要素はそのままに、グラフィックスのHD化や、一部新規音源の再収録などが行なわれている。また、リマスターにあたり、ゲーム中のUIも調整され、より遊びやすくなっている。さらに、本編の“その後”に当たる追加ストーリー「つながる未来」が新たに収録されている。
「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」ゲーム概要
【創世神話のプロローグ】
巨神と機神
かつて、互いの存亡を賭けて戦った二柱の神。壮絶な戦いの果てに、神は骸となり、やがて、生命の栄える大地となった。
機神、襲撃す
幾千の月日が過ぎ、人々の生きる巨神界は機神界の生命体「機神兵」によって蹂躙され、存亡の危機に立たされていた。容赦のない殺戮に、為す術なく喰われていく人々。主人公シュルクは、彼らを守るため一振りの剣を握る。
かつて巨神が機神を打ち果たしたとされる神剣ーー「モナド」。モナドの持つ特別な力によって、シュルクは機神兵を次々と撃退していく。
復讐の始まり
しかし、モナドが通用しない“黒い顔つき”の機神兵によって、シュルクたちは圧倒される。黒い顔つきは、ついにはシュルクの幼なじみであるフィオルンを手に掛けると、やがて、空の向こうに消えていった。
そして、シュルクは機神界へ旅立つ。すべては、故郷を襲い、フィオルンの命を奪った、「黒い顔つき」を斃すために……。
敵との対峙
プレーヤーの前には、次々に野生生物や機神兵が立ち塞がる。彼らに立ち向かうためには、仲間との連携がなによりも重要となる。各々で異なる技(アーツ)をうまく繋げて攻撃すれば、いかに巨大な敵でもその体勢を崩すことができ、また、ひとりが深く傷ついたとしても仲間との強いキズナがあれば、もう一度立ち上がることができる。
3つの力「アーツ」と「キズナ」、「神剣モナド」を仲間と共にうまく使いながら、シュルクたちは道を切り開いていく。
アーツ×仲間
巨体や硬い装甲を持つ敵であっても、仲間と連携して特定のアーツを順番に使えば、転倒させたり気絶させたりして、敵の防御を崩すことができる。効果の異なるアーツをうまく組み合わせ、仲間と息を合わせることが大切だ。
攻撃だけでなく、防御を固めるもの、HPを回復するものなど、アーツによって効果は異なる。敵の状態や、攻撃する位置などで、追加効果があるものもある。
キズナ×仲間
戦いは孤独ではなく、常に仲間が近くにいる。敵の攻撃によって膝をついてしまっても、お互いに声を掛け合ったり助け起こしたりすれば、再び立ち上がることができる。
仲間全体の士気が最高になると、敵の行動をストップして仲間全員が連続してアーツを使用する「チェインアタック」を発動できる。
モナド×仲間
ときおりシュルクが戦闘中に視る、味方が致命的なダメージを受ける未来――。それは、モナドが見せた予兆だ。敵の攻撃を回避するための最適なアーツを繰り出すことで、絶望の未来を塗り替えていく。
果てなき世界の探索
行く先々で激しい戦いを繰り広げるシュルクたちだが、その道中にはさまざまな楽しみもある。見知らぬ人々との出会いや、まだ見ぬ土地やアイテムの発見。ときには仲間の意外な一面を垣間見ることもあるかもしれない。探索を進めるほどに、シュルクたちの世界は広がっていく。
世界の相関図
冒険の途中で訪れるいくつもの集落では、個性豊かな住人が暮らし、各々の生活を営んでいる。彼らの間には複雑なつながりがあり、住人に積極的に話しかけたり、依頼をこなしたりすることで、人間模様を少しずつ明らかにしていくことができる。
仲間同士の会話「キズナトーク」
道中に特定の場所に行くと、そこでしか見ることができない仲間同士の会話「キズナトーク」を見ることができる。内容によっては、キズナが深まらないと見ることができない会話もある。共に戦闘をしたり、アイテムをプレゼントしたりすることで、キズナは深まっていく。
段違いの強さをもつツワモノも
冒険の途中、ひときわ大きな体であったり、二つ名を持っていたりする敵と出くわすときがある。彼らは、どれも周囲の敵よりも段違いの強さを持つ、指折りのツワモノだ。近づくときは気を付けたほうがいいだろう。
追加ストーリー「つながる未来」
「ゼノブレイド つながる未来」は本作に新たに収録された追加ストーリー。本編では訪れることがなかった「巨神肩」が冒険の舞台となっている。本編にも登場しているシュルクとメリアに加え、ノポン族の姉弟が、本編クリア後の世界を舞台に新たな冒険へと旅立つ。「巨神肩」は、巨神の左肩にあたり、浮遊鉱物により浮島となっている。「つながる未来」は、購入後すぐにプレイすることが可能だ。
【ストーリー】
最終決戦から、1年。世界には平和が訪れ、すべての種族は手を取り合い、復興を進めていた──そんな最中。
シュルクはメリアに、所在不明となった皇都アカモートの探訪を提案する。ふたりは飛行艇ジャンクスに乗り込み、皇都を目指すが、突如謎の砲撃を受けてしまう。
そして、ジャンクスが墜落したのは、「巨神肩」と呼ばれる場所だった。
新たな冒険の始まり
フィールドでは、本編同様さまざまな強敵がシュルクたちを待ち受けている。シュルクの「未来視」の力が失われているため、敵と対峙した際は今まで以上に気をつけて戦い方を考えていかなければならない。
・新たな敵「霧乃獣」
黒い霧をまとったモンスターは、「霧乃獣(きりのけもの)」と呼ばれる。ただ強力な力を持つだけでなく、彼らの持つ波動は、周囲の敵を引き寄せて強制的にシュルクたちを襲わせる効果がある。
・巨神肩の各地に散らばる、ノポン族の測量士のチーム「ノポンジャー」
「巨神肩」、「皇都アカモート」には、各地で測量をしているノポン族「ノポンジャー」が点在している。彼らのお願いを叶えてあげると、仲間になって一緒についてきてくれるようになり、モンスターとのバトルの際に、本編のチェインアタックに代わる、強力な攻撃を繰り出すことができるようになる。
ノポンジャーは全部で12人。赤、青、黄チームに分かれており、それぞれにトクイワザを持っている。ノポンジャーレポートでは、仲間にしたノポンジャーのプロフィールをチェックすることができる。
UIが遊びやすく進化
今回のリマスターにあたり、ゲーム中のUIが調整されている。バトル中、特定のアーツ(技)を使用すると威力が高まることを知らせるアイコンが表示されたり、メニュー画面も整理されるなど、UIが遊びやすく進化。より遊びやすくなっている。
「コレクターズセット」も発売
価格:8,980円(税別)
さまざまな特典がセットになった「Xenoblade Definitive Edition Collector's Set」も同時発売される。コレクターズセットには特典として、本作のアートブックと、スチールブック仕様のサウンドトラックCDが同梱される。
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