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基板アートで描かれた「ウルトラマン」デザインのiPhone11、ICカード用ケースが登場!
2020年4月28日 17:35
- 4月30日 発売予定
- 価格:11,000円(税別)~
電子技販は、プリント基板の設計製造技術や設備、デザイン力を使用した基板アート雑貨「FLASHシリーズ」より、iPhone 11 Pro/iPhone 11/iPhone 11 Pro Max用ケース「FLASH ウルトラマン 基板アートケース」並びに「FLASH ウルトラマン 基板アートICカードケース」を4月30日から販売する。価格は11,000円(税別)から。
各商品の真ん中にはULTRAMAN(ウルトラマン)、左にはSEVEN(セブン)、右にはACE(エース)が、基板CADを用い配線パターンでデザインされている。さらに、背景のビルも配線パターンで描かれている。電波でLEDが光る回路を搭載していることがこれらの商品の大きな特長となっている。
【製品概要】
プリント基板用CADでデザインし、本物の基板に、電子部品を実装(はんだ付け)。同社内でCAD設計し、本業で使用している本社工場の表面実装ラインで部品を実装している。基板をデザインする基板CADはデザインソフトではないため、マウスで1つ1つ線を引いていく。「ULTRAMAN、SEVEN、ACE」は、0.1mmの配線パターンで緻密にデザインされている。
電子部品を実装後、実装部品を保護するためにクリーンルーム(クラス1000)で人の手により表面張力で樹脂がいっぱいになるまで1つ1つ樹脂でコーティングし、手作業で部品に付いた気泡や樹脂表面の埃を取り除く。日本で設計、製造されており、全ての商品はRoHS対応品(鉛不使用商品)。ギフトボックス梱包でプレゼントとしても使用できる。
FLASH iPhone 11シリーズ用ケース
「FLASH ウルトラマン 基板アート iPhone11ケース」は、iPhone自身が発する電波を電力に変換し昇圧することで、ウルトラマンのカラータイマー部に実装した赤色LEDが電池無しで1個光る。
iPhoneの電波で光るため、通常時は光らず、強い電波を発した時にだけランダムで光るようになっている。情報量の多いグーグルマップやアプリを使用した時や、エレベータや地下街でiPhoneが位置情報を探している時などが光りやすくなっている。ストラップホール付き。
【光る仕組み】
基板の裏面にあるアンテナ回路が、iPhoneが発する電波をキャッチし、基板の表に回る。表面には増幅回路が組まれており、徐々に電圧と電流を高めてLEDを光らせる。LEDは1カ所のみ。電池無しでLEDが光る回路は特許登録済み(特許番号6667777)。
「FLASH ウルトラマン 基板アート iPhone 11 Proケース」
価格:15,000円(税別)
カラー:黒
サイズ:145.5×73.5×11mm
重さ:42g
使用電子部品:IC(1点)、LED(1点)、抵抗(1点)、ダイオード(12点)、コンデンサ(12点)
「FLASH ウルトラマン 基板アート iPhone 11ケース」
価格:16,000円(税別)
カラー:黒
サイズ:152.5×78×11mm
重さ46g
使用電子部品:IC(1点)、LED(1点)、抵抗(1点)、ダイオード(12点)、コンデンサ(12点)
「FLASH ウルトラマン 基板アートICカードケース」
価格:11,000円(税別)
カラー:黒
サイズ:98×62×4.5mm
重さ:25g
使用電子部品:IC(1点)、LED(5点)、抵抗(3点)
備考:キーチェーンはギフトボックス内のICカードケースの下に同梱されている。
「FLASH ウルトラマン 基板アート ICカードケース」は、改札のタッチやICカードでの決済時に電池無しでLEDが光るギミック付き(ただし、ICカードに内蔵されているチップの位置や回路にバラつきがある。反応が悪い場合はICカードを表裏上下で試してほしい)。
電池無しで、実装したLEDが3種(赤、白、黄)合計5個光る。ウルトラマンのカラータイマーには赤色LEDを1個、スペシウム光線には白色LEDを1個、セブンのスペシウムソードには白色LEDを1個、エースの光刃には黄色LEDを2個実装。
カードサイズが同じなら、勤務先などのIDカードケースとしても使用可能だ。ただし、改札と比べ光量が落ちる可能性がある。ICカードケースは基板100%で製造し、表、中、裏の3種の基板をプレス接着してケース化されている。プリント基板はFR-4(ガラス繊維の布+エポキシ)製で車載基板や産業機器にも使われている、軽くて強い素材だ。
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