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鉄十字怪人オール図鑑など盛りだくさん! 雑誌「フィギュア王」、東映版「スパイダーマン」を50ページの大特集

3月26日発売予定

価格:1,400円(税込)

 ワールドフォトプレスは、ホビー雑誌「フィギュア王」のNo.266において、東映版「スパイダーマン」を50ページにもわたって特集する。本雑誌の発売日は3月26日、価格は1,400円(税込)。

 東映版「スパイダーマン」は1978年のTV番組。当時、東映とマーベル・コミックはお互いのキャラクターを使用しコンテンツを展開する契約を交わしており、「スパイダーマン」を活用したオリジナルのTV番組が製作された。他にも「バトルフィーバーJ」のミス・アメリカなどもこの契約によるもの。アメリカでは東映アニメーションのロボットが登場する「ショーグン・ウォリアーズ」がコミック化され商品展開が行なわれた。

フィギュア王で50ページモノ大ボリュームで特集される。特に「1978年当時のグッズ」の紹介ボリュームと熱意は本雑誌ならではだろう

 東映版はマーベル・コミックとは設定が大きく異なり、悪の異星人が組織する鉄十字団と戦うためにレーサーの山城拓也がスパイダー星人から託された力で戦う、という設定となった。スパイダーマンの生身のアクションに加え、巨大ロボット「レオパルドン」に乗って戦うというフォーマットは、後のスーパー戦隊へと受け継がれていく。

 東映版「スパイダーマン」は日本ではネットを中心に再評価されたといえる。昭和ヒーローらしい古くささがネタになる傾向もあるが、「スパイダーマンのアクション」を当時の撮影技術で表現するアイディアや、スーツアクターの素晴らしいアクションは現在の目でも見ても驚くべきものがある。オリジナル要素であるレオパルドンもアメリカ本国で独特の人気を得ている。「スパイダーマン」の多次元世界を描くアニメ映画「スパイダー・バース」の続編に東映版「スパイダーマン」が登場するかも、という話もあり、バンダイグループによる商品展開や、今回のフィギュア王の特集など、現在東映版「スパイダーマン」は盛り上がりを見せている。

 フィギュア王では「キャラクター紹介」に加え、毎回登場する敵役にフォーカスを当てた「マシーンベム&鉄十字怪人オール図鑑」。放送当時発売されたグッズを番宣グッズ、玩具、レコード、出版物、文房具や生活雑貨まで紹介する「グッズコレクション」など盛りだくさんだ。本企画を担当するのはBANDAI SPIRITSの番組や、アニメロボット系イベントで解説役として登壇する機会も多いアニメ研究家の五十嵐浩司氏。彼のこだわりの一端は弊誌のインタビューで確認して欲しい

構成担当者コメント
『スパイダーマン』東映TVシリーズをオールカラー50ページで大特集しました。オールカラーで全マシーンベムを見られる出版物は世界でこれ一冊だけです!! また、今なかなか見かけることのできない、懐かしグッズもこれまでにない大ボリュームで紹介しています。さらに、主演の藤堂新二さん、マーベル・コミックと東映の橋渡しをしたジーン・ペルクさん、レオパルドンなどのデザインを手掛けた村上克司さんの取材も行っておりまして、読みどころ満載の内容となっています。ご期待下さい!!(構成担当/五十嵐浩司)