ニュース

「ソニック並のスピードでコロナ収束!!」 映画「ソニック・ザ・ムービー」の“勝運祈願”イベントで山寺宏一さん、中川大志さんらが願いを込める

3月8日 開催

場所:亀戸 香取神社

 セガ発のキャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグを主人公とした映画「ソニック・ザ・ムービー」。日本では近日公開となっており、本作に関連した“勝運祈願”イベントが3月8日に開催された。

 開催場所は、スポーツ振興の神を祀っていることで有名な亀戸 香取神社。吹替版声優の中川大志さん(ソニック役)、山寺宏一さん(ドクター・ロボトニック役)、寺島眞秀さん(ベビーソニック役)、そしてソニックも登場し、“勝運祈願”の祈祷の後、それぞれの願い事を書いた絵馬が披露された。

祈祷中の様子
玉串奉奠をする3人。中川さんが寺島さんをそっとサポートしている

 「ソニック・ザ・ムービー」は、日本での公開が3月27日と決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で公開が延期となった経緯がある。そのため山寺さんも中川さんも「楽しみに待ってくれている人たちのために、一刻も早く届けたい気持ちでいっぱい」とし、祈祷中もその思いを込めたとした。

 話題は「ソニック・ザ・ムービー」のプロモーションイベント初登場という寺島さんに集中。祖父が七代目の尾上菊五郎さんであり、歌舞伎舞台経験もある寺島さんだが、ベビーソニックの吹き替えは緊張したという。

 「泣くところが難しかった」と話す寺島さんに、「でも、歌舞伎に比べたら全然大丈夫でしょう?(笑)」と冗談混じりに問いかけ。山寺さんは、寺島さんの演技について「見事でした。声がポーンと出るから素晴らしいし、泣くところもキュンとした」と太鼓判を押した。

ソニック役の中川大志さん
ドクター・ロボトニック役の山寺宏一さん
ベビーソニック役の寺島眞秀さん
ソニック

 映画は世界的に公開されており、その興行収入がアメリカでは2週連続1位、世界では3週連続1位と「ゲーム原作映画史上最高のオープニング成績」とされるほど好評。その要因について、中川さんは「ソニックをより好きになる映画だからでは」とした。

 中川さんは吹き替えをするにあたり、ソニックをより理解するためにセガのスタッフと話し合う機会があったそう。その中で、ソニックは「いつも余裕で、飄々としていて、一緒にいれば面白いことが起きそうな予感がする。子どもたちが憧れる、近所のお兄さんみたいな存在」だと感じたそうだ。

映画の魅力を話す山寺さんと中川さん

 その上で、「そうしたカッコよさは映画でも健在だが、今までになかったソニックの内面の部分も丁寧に描いている。見れば、ソニックをより好きになる映画になっていると思う」と話した。

 山寺さんは「大志の答えがパーフェクト(笑)。言うことはあまりないが、とにかく作品の出来がいいからこそ、これだけ世界で評価されているのだと思う。足が速くてカッコいいというだけでなく、ソニックは独りぼっちは寂しいという普通の気持ちも持っている。色々な魅力があると思う」とした。最後に、中川さんは「この“勝運祈願”を経て、映画公開に向けてさらに盛り上げていきたい。公開を楽しみにしていただければ」と話し、イベントを締めくくった。

寺島さんに「ソニックのどこが好き?」と質問する大人たち。答えは「足が速いところ」と「カッコいいところ」とのこと
こちらは絵馬披露のコーナー。中川さんは「花粉に負けない!!」。子どもの頃から重度の花粉症で、ずっと対策を講じているそう。今年は「ヨーグルトや納豆を食べると免疫力が高まる」と聞き、実践しているとした
山寺さんの願いは「ソニック並のスピードでコロナ収束!!」。映画公開も含め、第一に願いたいことだという
現在サッカーもやっている寺島さんは「サッカー選手になりたい」。憧れの選手は「足が速くてすごいシュートが撃てる」エムバペだが、やりたいポジションはキーパーだそう
ソニックは「オレの活躍を早くみんなに観てもらいたい!!」と願った