ついにチアキとのVR面会が実現！「囚われのパルマ Refrain VR面会」試遊レポート

　3月12日にNintendo Swith版が発売される「囚われのパルマ Refrain」（以下「バルマR」）。

　「囚われのパルマ」（以下「パルマ」）シリーズは、“ガラス越しの体感恋愛アドベンチャー”をコンセプトにしています。これまでに「パルマ」では、ハルト（CV：梅原裕一郎）編とアオイ（CV：内田雄馬）編が、そして「パルマR」でチアキ（CV：石川界人）編がリリースされており、ソーシャルゲームとしては珍しい買い切り型のゲームでありながら、数々の世の乙女たちを翻弄してきた魔性のゲームです。

　そして「ガラス越しの体感恋愛アドベンチャー」の面会要素に特化した「囚われのパルマ VR面会」を2017年10月に展開し、カプコンカフェ イオンレイクタウン店など全国のカプコンアミューズメント施設で巡業し、VRならではの臨場感などが好評を得ました。

　VRだからこその魅力を感じられる面会になっており、より一層彼を近くに感じられるコンテンツです。あまりの人気に一時期は整理券を取ることすら困難だったVR面会に、ついに「囚われのパルマ Refrain VR面会」が登場。「パルマR」のチアキとVRで面会が可能になります！

　VR面会とはどのようなものなのか!? これまでハルト編、アオイ編のVR面会に仕事、プライベートと足しげく通い、今回も一足早くチアキとのVR面会を体験させてもらった筆者が、その魅力をお届けします！

そもそもVR面会って？

　「囚われのパルマ Refrain VR面会」とは、VR用のヘッドセットを着用し、バーチャルリアリティの世界で大好きな彼と会えるコンテンツです。

　VRなので、スマホの画面とは違い、自分の視点を動かすと見える景色も変わります。アプリ版では彼の顔を真正面から見ているシーンが多いゲームですが、例えば後ろを向けば面会室に入るためのドアなどもちゃんと作られていて、まさに”リアルな面会”を体験できます。

天井を見上げてみたり、後ろを振り返ると面会室への扉があったり……彼との時間も大事ですけれど、アプリ版では見れない部分もぜひ堪能してみては

　彼との会話は、自分の声を声優さんがアテレコしてくれている声入りバージョンと、自分の声はなく文字だけで進められる字幕バージョンがありますが、おススメはやはり「自分らしさ」を大事にできる字幕バージョンです。

　ただ、VRは若干文字の見えやすさに差がありますので、文字が見えにくい方は声入りバージョンを選んだほうがプレイしやすいですよ。個人の好みで選んで良いところですので、お好きなほうでプレイしてくださいね。

字幕バージョンにすると、自分の言葉はこうして画面に表示されるだけになります

　ちなみに……いくらVR用のヘッドセットを着用して周囲の視界が遮断されるとはいえ、公衆の面前で彼と面会をするのって、ちょっと恥ずかしい……、という気持ちもありますよね。筆者も仕事とは言えど、毎回スタッフの皆さんに見守られながらの面会は、やはり恥ずかしいものです。正直何度体験しても、こればかりは慣れません！

　ですが実際のVR面会は、面会室に見立てられた小さな個室の中で行なわれますので、安心してくださいね。ヘッドセットを装着してくれたりゲームの操作を教えてくれたり、万が一気分が悪くなったりしたときのためのスタッフさんはいますが、基本的には”二人きり”の世界です。心行くまで彼との時間を過ごしてください。

　あと、手に持つコントローラは、”自分の手”という設定です。チアキがガラス越しに手を伸ばしてきた時にコントローラを持っている手をそこに当てると、ちょうど面会室の”壁”が”ガラス”の位置になっていて、こつん、とコントローラが壁に当たりますが、それがまさにVR中で彼と手が重なった瞬間です。壁をガラスに見立てて本当に隔たれているようなこの感じ……何回体験しても「カプコン様、天才では……？」となる瞬間です。

　もちろん、コントローラで壁をコツコツと叩くとガラスをコンコンして、チアキを呼ぶこともできますよ。ただ座っているだけなんて、もったいない！ VRならではの、様々なコミュニケーションを楽しんでくださいね。

今回のVR：「思い出を折り紙にのせて」をレポート

　さて、そんなわけでお待たせいたしました。いよいよチアキとのVR面会です！

　この日を……待ちに待っていた……。（面会開始日には、カプコンカフェに並ぶ気満々だった筆者）

　今回のVR面会の見どころのひとつは、これまでの彼との目線でのコミュニケーションやその日の天候にあわせた内容はもちろん踏襲しつつ、新たに1年を通した季節イベントや彼の誕生日でも会話が変化するというところ。

　今回は3種類ある面会の中で、「思い出を折り紙にのせて（以下、折り紙面会）」と、そして「負けてもご褒美!? パネルじゃんけん（以下、パネルじゃんけん面会）」という、ふたつの面会を遊ばせてもらいました。

　まずは折り紙面会をプレイ。最近暖かくなってきたね、と言うチアキ。返事を返すと、答えに応じてチアキも返してくれるので、全てのパターンの会話を楽しみたいところです。

こちらは筆者の実際のプレイ動画からなので、画面が斜めになっていますが……。筆者の場合は、初回は自分の気持ちに一番近いものを選び、2回目以降は他の選択肢を選んで、彼の反応の違いを見ることにしています

この日はチアキの誕生日に設定してもらっていたので、「誕生日おめでとう」と声を掛けることができるのですが、照れたようにはにかむチアキが最高に可愛い……！ そして感極まったように「ありがとう」と返してくれるこのセリフが、心から喜んでくれているのが伝わってきて、思わずこちらの顔も真っ赤になってしまいました……

　そして会話は、折り紙へ。雑貨店で大量に仕入れたゴーヤキャラメルのオマケだった折り紙ということですが……チアキはそこでゴーヤキャラメルのマズさについて、ひたすら愚痴をこぼし続けます。心の中で「どれだけマズかったんだ……」というツッコミを入れたくなるくらいですが、マズいながらもチアキがゴーヤキャラメルを食べてしまうのにはちゃんと理由があって、その理由が実にチアキらしいので、そんなところにもトキめいてしまいます。

チアキが折り紙でなにか折ってくれるようです。チアキに何を折ってもらうかはいくつかの中から選ぶことが出来るのですが、その選択肢は残念ながらお見せできないので、チアキの折り紙のレパートリーは皆さんの眼で確かめてきてくださいね

　ちなみにチアキが折った折り紙は、近くでよく見えるように手を差し出してくれますが、この時あえて折り紙を見ずに、チアキをみつめてみてもいいですよ。そうすると、普通に折り紙を見つめるのとは違う展開を楽しむことができます。

　素直な感想を述べるならば「可愛いかよ～！」しか出てこないのですが、VR空間というのが、なお一層ドキドキを煽ってくるんですよね……。

　彼の反応を試すためにも、ぜひVRという場で色々試してみてくださいね。やれることが少ないように見えながら、実は凝った仕掛けがあるんですよ……！（もうひとつの更なる大きな仕掛けは後半に！）

お次は「負けてもご褒美!? パネルじゃんけん」をプレイ！

　二つ目のVR面会は、チアキとパネルじゃんけん。パネルじゃんけんというのは、グー、チョキ、パーを手で出すのではなくパネル（カード）でするというものですが、今回の面会で採用されているじゃんけんは、ただのじゃんけんではありません。

面会室に置かれっぱなしだった誰かの忘れ物だというパネルを見ていて、マレーシア式のじゃんけんを思い出したというチアキ

　チアキは昔の友達から教わったと、マレーシア式のじゃんけんについて色々思い出を語ってくれます。小さいころのチアキを想像すると、キュンとしちゃいます。

　そんなこんなでチアキとマレーシア式のじゃんけんをプレイすることになるのですが……負けたほうが何かひとつ相手の言うことを聞くというドキドキしちゃう罰ゲームが！

「何しれっと、そんなこと言うてくれてんねん」、というツッコミをしつつ、「よーし、勝って言うことひとつ聞かせてやるかんなー！」という、謎の闘争心を煽られます

　……ですが、勝負って残酷ですよね。元々筆者はじゃんけんには弱いのですが、まさかチアキとのじゃんけんにすら負けるとは……。

チアキからの罰ゲーム……という名の、とーっても恥ずかしいことを！ やらされました！ もうお嫁にいけない……チアキ責任とって早く結婚して……

　なお、勝った場合の展開ももちろん用意されているとのことですよ。その時はチアキにどんなことを頼めるのか……こちらもぜひプレイしてみたいですね。勝てるまで面会！ 負けるまで面会！ どちらにしても面会！ きっとどちらでもドキドキできるはずですが、チアキに勝った時に楽しめるドキドキがどんな内容なのか、とっても気になります！

この日は筆者の誕生日という設定にしてもらったのですが、そこでも素敵な展開が……！ この展開はあまりに幸せすぎて、実はお教えしたくないくらいなのですが……どうしても気になる方は、記事の後半に掲載していますのでそちらをご覧ください

VRならではの様々な仕掛けとノベルティを紹介

　これはちょっとした小話ですが……VRのヘッドセットを装着する際には、メイクが装置につかないように専用の保護シートを装着します。その保護シートには、チアキをイメージした香水が吹きかけられているのです。

　顔を動かす度にふわっと香るチアキの香りと、目の前にいるチアキ……。この香水は本当に何気ないサービスなのですが、これが至福の時間を更に盛り上げてくれる大事なエッセンスなのです。まさに今、目の前にリアルにチアキがいるその感覚……一度プレイすると虜になること間違いありません。

　そして、ここからは更に極秘な情報です。以前のVR面会から、目の前の彼から視線を外すと「どうしたの？」と声を掛けられることはあったのですが……今回は彼から視線を外してわざと俯いたりしてみましょう。

　するとチアキから声がかけられると共に、背後から物音が。そこで後ろを振り向いてみると、なぜか背後の扉がうっすら開いていて、なんと須田看守（CV：櫻井孝宏）の「面会中ですよ？」という声が聞こえてくるのです……！（喜びの昇天）

　これは須田看守好きさんもプレイする価値ありですよ！

　また、各面会で体験者ノベルティが変わってきますので、まとめて紹介しましょう。サプライズな体験者ノベルティも含まれていますので、見たくない相談員さんは目を瞑ってスクロールしてください。

「思い出を折り紙にのせて」の体験者ノベルティは、ゴーヤキャラメル柄の折り紙3枚セット

今回筆者は体験できませんでしたが、「彼とドキドキ！ トランプゲーム編」のノベルティは、トランプカード（全6種）。なんと体験した面会内容に沿った、チアキの手書きメッセージ（印刷）付きですよ……！

「負けてもご褒美!? パネルじゃんけん」のノベルティは切り絵風しおり（全4種）。どれがもらえるかはランダムです

　そして、これらの面会をより特別にする「誕生日（記念日）モード」も登場です。相談員さんの誕生日をチアキがお祝いしてくれますが、誕生日ではなくても、何かをお祝いしてほしい相談員さんには”記念日設定”が可能です。この”記念日設定”はいつでも設定してもらえますので、「チアキに会いに来た記念日」などでも大丈夫。

　ただし「誕生日（記念日）モード」の場合、面会内容の一部が変更になり、季節イベントの会話を聞くことはできませんので、注意してくださいね。もちろん、誕生日（記念日）用の会話も追加されていますので、特別な日を彼と過ごすことができると思いますよ。

　誕生日や記念日設定の相談員さんには、チアキからの心のこもったプレゼントと、そして須田看守からもプレゼントが……！

チアキからは、プリザードフラワーのプレゼントが……！

もうひとつのプレゼントは、須田看守が隠し撮りしたチアキのブロマイド。こちらは、なんと全3種とも実田千聖氏による描き下ろし！ トランプゲームでは「納涼浴衣」、折り紙では「おやつクッキー」、パネルじゃんけんでは「ふかふか毛布」の絵柄になります

「囚われのパルマ Refrain VR面会」開催概要

「囚われのパルマ」シリーズコラボカフェ開催決定！

　今回の「囚われのパルマ Refrain VR面会」にあわせて、カプコンカフェ イオンレイクタウン店では3月26日～5月13日まで、「囚われのパルマ」シリーズコラボの開催が決定しました！

　メニューやグッズの情報などは近日公開予定。詳細はカプコンカフェ公式サイトをご覧ください。

　VR面会は、「バルマ」シリーズ未プレイでも楽しめるコンテンツです。特に「乙女ゲーはあまりやったことがなくて」という人にこそ、「バルマ」シリーズはオススメ。

　「バルマ」シリーズ本編はどれもただひたすら甘い時間を過ごす恋愛ゲームではなく、ゆっくり彼と気持ちを通い合わせることのできるゲームとなっています。

　VR面会では、本編終了後の近くて甘い関係性をベースにした内容になっていますが、もしも彼のことを少しでも「いいな」と感じたら、Nintendo Switch版「囚われのパルマ Refrain」も手に取ってみてください。（前作「囚われのパルマ」を遊んだことがなくても大丈夫です！）