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Xbox Series X、E3 2020での大々的なお披露目を改めて予告
社内βプログラムもスタート。Smart Deliveryで世代間のギャップも克服へ
2020年2月25日 12:05
- 2月24日公開(米国時間)
Microsoftは、2020年のホリデーシーズンに全世界で発売を予定している新型ゲームコンソール「Xbox Series X」について、今年6月にロサンゼルスで開催を予定しているE3 2020で“思い切った情報公開”を行なっていくことを明らかにした。
Xboxの公式ブログXbox WireにおいてPhil Spencer氏(Head of Xbox)の名前で公開された最新の投稿「次世代ゲームで期待できること」では、E3の情報のほかに、Xbox Series Xで社内βプログラム「takehome」がスタートしており、フィードバックが始まっていること。そして改めてXbox Series Xのスペックや特徴についてまとめられている。
スペックや特徴について新たな情報はないが、新たに「Smart Delivery」なるテクノロジーが登場している。これはXbox Series Xが、現行のXbox Oneを完全に包含したアーキテクチャを採用し、Xbox Series Xローンチ後も、廉価モデルとしてのXbox Oneを併売していくことを前提にした上での新テクノロジーとなる。
具体的には、Smart Deliveryに対応したタイトルは、世代の異なるゲームプラットフォーム間でも、常に最適かつ最新のバージョンでプレイできることを保証するというもの。これは純粋に、世代の異なる2つのプラットフォームで同じゲームがプレイできることを保証するだけでなく、世代の違い、プラットフォームの違いによって、拡張パックやDLCが買い直しになるというユーザー側の不利益を解消するというもの。
Smart Deliveryに対応したタイトルでは、1度購入するだけでXbox OneでもXbox Series Xでも最新バージョンでプレイできるようになる。Smart Deliveryは、「Halo Infinite」を含むXbox Game Studiosタイトルが対象になるとしているが、サードパーティーも利用可能としている。仮にサードパーティーも追随すれば、Xboxの大きな強みになるかもしれない。詳細発表に注目したいところだ。