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荘厳なBGM、劇中と全く同じ手順とタイミングの変身! 「AUTO-TRANS MODEL RX-0 ユニコーンガンダム」

発売日・価格未定



 BANDAI SPIRITS ホビー事業部の、ガンプラ40周年を記念した「GUNPLA LINK PROJECT」において発表された新製品の1つが「AUTO-TRANS MODEL RX-0 ユニコーンガンダム」である。その名の通り、“変身”するガンダムを再現したプラモデルだ。

 ユニコーンガンダムは“変形”でなく変身するガンダムだ。全身に仕込まれたサイコフレームが展開し、超常的とも言える能力を発揮する。サイコフレームがなぜ発光するか開発者達もわからないニュータイプの謎を秘めたガンダムで、通常モードである「ユニコーンモード」からガンダムタイプの「デストロイモード」への変身は、劇中で効果的に使われていた。BGMの演出も素晴らしく、非常に印象的なシーンとなっていた。

アニメで印象的な変身。今回はCGアニメーションでの説明となった

 「AUTO-TRANS MODEL RX-0 ユニコーンガンダム」はこの印象的な変身を再現するモデルだ。マスクや、トサカ状のカメラアイ緑の光を光らせたユニコーンモードから、頭を支える胸部からデストロイモードならではの赤い光が輝き、その光が上に昇っていきながら変身が進んでいく。胸の光、両脇の発の回転、マスクの収納と顔パーツの出現、カメラの全身、そして角状のアンテナが左右に開き、“ガンダム”となる。今回はCGモデルでの説明だったが、立体物でスムーズな変身を実現するという。

 本商品はあくまで「プラモデル」とのこと。ギミックの関係上内部メカは組み立て済みになるかもしれないが、あくまでユーザーに組み立てることの楽しみを味わって欲しいとのこと。今回試作品を見たが、そのディテールのこだわりはかなりのもので、ここからデストロイモードの造形も期待できそうだ。

 開発者はとことんこの変身にこだわるつもりだ。鍵になるのは音声ユニット。劇中同様複雑な変形を、BGMに合わせて劇中と全く同じタイミングで実現すべく、ここの調整に力を入れたいという。実現すればかなり見応えのある変身となるだろう。これはとても楽しみなアイテムだ。

ユニコーンモードの試作品。ディテール表現もかなり期待できそうだ