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「ロマンシングサガ」シリーズ舞台第3弾「SaGa THE STAGE ～約束のマルディアス～」東京・大阪公演が決定

e-STOREにて先行予約を受付中

長岡頼（クラフル）

2020年2月17日 13:09

【東京公演】
11月12日～16日上演予定
場所：サンシャイン劇場
【大阪公演】
11月20日～23日上演予定
場所：サンケイホールブリーゼ

　舞台「SaGa THE STAGE ～約束のマルディアス～」の東京・大阪公演が決定した。東京公演は11月12日から16日までサンシャイン劇場、大阪公演は11月20日から23日までサンケイホールブリーゼにて上演される。チケットは全席指定となり、特典S席が12,000円（税込）、S席が9,800円（税込）、A席が7,800円（税込）。e-STOREにて3月15日まで先行予約を受け付けている。

　「SaGa THE STAGE ～約束のマルディアス～」は、これまで「ロアーヌが燃える日」、「七英雄の帰還」と2度舞台化されいずれも好評を博した、スクウェア・エニックスのRPG「ロマンシングサガ」シリーズの舞台化第3弾。

　第3弾の発表は、2月16日に東京・池袋の東京芸術劇場で開催された「ロマンシングサガオーケストラ祭（フェス）」にて行なわれた。「ロマンシングサガオーケストラ祭（フェス）」は、「ロマンシングサガ」シリーズの楽曲を演奏するオーケストラコンサートで、「ロマンシングサガ」、「ロマンシングサガ2」、「ロマンシングサガ3」をはじめ、「ロマンシングサガミンストレルソング」、「SaGa THE STAGE ～七英雄の帰還～」から最新作「ロマンシングサガリ・ユニバース」までの楽曲で構成されており、昼公演と夜公演が行なわれた。

　昼公演のアンコールに、「サガ」シリーズ総合ディレクターの河津秋敏氏がスペシャルゲストとして登場すると、「今年も舞台をやります！」と声高らかに宣言。今年11月にサガシリーズ30周年記念となる舞台化第3弾「SaGa THE STAGE ～約束のマルディアス～」の上演が決定したことが発表された。続けて、河津氏が「『ロマンシングサガ』、『ロマンシングサガミンストレルソング』をベースにした物語になります」と説明すると、MCの結（ゆい）さんが「ちなみに曲の発注は？」と質問。河津氏はゲストとして登壇していた「サガ」シリーズの作曲家・伊藤賢治氏に「やってくれるよね？」と呼びかけると、「家でしっかり仕事をしろということですね（笑）」と快諾。さらに「期待してます」と河津から声をかけられ、「ヤベ！がんばります！」と気合いが入った表情を見せたという。

【「ロマンシングサガオーケストラ祭（フェス）」の模様】

　この日の「ロマンシングサガオーケストラ祭（フェス）」は、2部構成のステージで、第1部は「ロマンシングサガ」の「オーバーチュア～オープニングタイトル」からスタート。演奏は東京ニューシティ管弦楽団で、指揮は内藤彰氏。ピアニストの大嵜慶子氏を加え、ドラマティックな幕開けとなった。

　その後、「ロマンシングサガ」より「迷いの森～下水道メドレー」、「バトル1～バトル2 メドレー」、「ロマンシングサガ2」より「遥かなる戦いの詩」、「帝都アバロン～皇帝出陣メドレー」、「バトル1～七英雄バトルメドレー」、「ロマンシングサガ3」より「プロローグ　～死食の脅威～」、「フィールド～バトル1 メドレー」、「アビスゲート～四魔貴族バトル1～2 メドレー」を演奏。合間に、伊藤氏がそれぞれの作品の音楽を作った頃の思い出などを語り、どんな思いが込められているのかを観客に伝えた。

　第2部は「ロマンシングサガミンストレルソング」より「オーバーチュア」とオルガン奏者・中澤未帆氏がパイプオルガンで演奏に加わり「巨人の里～邪聖の旋律メドレー」、「最終試練～死への招待状メドレー」を。2018年に上演された舞台「SaGa THE STAGE～七英雄の帰還～」より「クイーン誕生～オープニングアクト」、ヴァイオリニスト・真部裕氏も参加した「テンプテーション　RS Version」、「愛の歌～満ち足りた二人：ノエルとオアイーブ」を。そして最新作「ロマンシングサガリ・ユニバース」より「候国の旗のもとに」、「頂を目指して～Grave Battleメドレー」、「再生の絆～Re;univerSe～」を演奏。こちらでも合間に、伊藤氏がそれぞれの楽曲の制作やレコーディングでのエピソードを披露し、感動的なフィナーレを迎えた。